だが白那はくすりと笑うと、レイナにキスをした。

ペチャ・・・クチュ・・・チュパッ・・・

突然のキスにレイナは暴れたが、やがておとなしくなり、白那と舌を絡めだす。
雄介にはわからなかったが、レイナは白那の口にわずかに残る雄介の精液のニオイや味に反応しているのだ。
そして頃合を見計らって、白那は見せつけるようにレイナから口を離す。
つう、と唾液の糸が伸びる。
それは２人の上気した表情と合わさって、何とも言えない美しくもみだらな雰囲気を醸し出す。

「・・・っ！」

その光景に雄介は、知らず生唾を飲み込み、股間のモノを硬くいきり立たせた。
へそまで反りかえった雄介の剛直に、白那はフッと微笑むと。
おとなしくなったレイナから手早く胸をはだけ、局所をあらわにさせて雄介に見せびらかした。

「さぁ雄介様・・・。
　どうかこのレイナも、私と同じく旦那様のモノとしてあげてください」
「も、モノ・・・？」
「ええ・・・♪私たちは殿方なしには生きてはいけない、弱い種族・・・。
　私もレイナも、旦那様のモノになる日をずっと夢見ていたのです。
　ほら見てください。レイナのここも旦那様がほしくて、ピクピクしてますわよ・・・？」

そうして白那はレイナの秘裂を指で開いて見せる。
そこはすでに十分なほどに潤っており、雄介の来訪を今か今かと待ちわびている。
あまりの光景に雄介は声もなく立ち尽くす。
緊張でノドは嗄れ、思考がうまくまとまらない。
そこに白那の甘い誘惑が優しく、雄介の心に染み込んでいく。

「さあ・・・雄介さま・・・？」

白那に誘われるまま、雄介はフラフラとレイナの前に来る。
その瞳はどこかうつろで、まるで夢遊病者のようだった。
そしてバキバキに硬くなった剛直が白那に優しくつかまれ、レイナの入り口まで導かれる。
それだけなのにものすごい快感が雄介の全身を貫いた。

「うあっ！？びゃ・・・くなぁッ！？」
「あ・・・♪」

ビュクッ！ビュクビュクッ！

たまらず雄介は射精。
白那のほっそりとした手と、レイナの熟れきった秘裂を白く汚す。
まだ挿れてもないのに出してしまったことに、雄介は恥ずかしくなって辛そうに顔をうつむかせる。
しかし白那はバカにすることなく、どこまでも優しい笑顔でささやきかける。

「あらあら。元気いっぱいでうれしいですわ・・・♪
　これならきっとレイナも満足するでしょう。
　さあ雄介様、どうぞ・・・♪」

てっきりなじられるとばかり思っていた雄介は、それどころかほめられたことで頭が真っ白になった。