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淫魔界にようこそ
官能リレー小説 - ファンタジー系

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淫魔界にようこそ 31

レイナは答えずに、そっぽを向く。
その無言が何よりも的確な答えになって白那は苦笑しながら後ろからレイナに抱きついた。

「っ!!?」
「うふふ、旦那様が起きたらレイナに譲ってあげますから。そんなに怒った顔をしないください」

白那の指先がレイナのジャージの胸元を開け、豊満な乳房を揉み始める。たわわに実った巨乳は鍛えられたせいか、ぴんと形が整い、ゴムのような張りがある。

「ちょっと、あっ、あたしにはレズは興味ないって・・・」
「これは性行為ではありません。旦那様に召し上がって貰う為に調理をしてるだけですよ・・・はむっ」
「あぁぁんっ」

人間のフリをしない為に元のエルフ特有の長耳に戻った耳を口に加え、ゆっくりと咀嚼するように口の中で嘗め回す。レイナの唇から喘ぎ声が漏れ、モデル並の長身がビクビクと震えた。

淫エルフ族にとって耳は敏感な性感帯だ。体格的には小柄な白那が耳をハムハムと甘噛みする度に、レイナの長身がビクビクと震え、声にならない喘ぎ声を漏らす。それでも必死にレイナは白那の愛撫から逃れようとしていた。

「や、やめろ・・・・白那・・・押さえが利かなくなる・・・っっ」
「うふふ、淫エルフとアマゾネスとの混血児である貴方はアマゾネスの戦闘時の冷静さと性欲時の淫乱さを兼ね備えてますから、一度ハメを外すと止まらないのでしたよね」
「っ、そ、その通りだ。だから・・・・・・・」

「いいじゃない、ハメをはずしちゃいなよ…」

白那がレイナを弄りながら言い続ける。
だがレイナの一言で状況が一変する。

「や…やめ…て…はやく…雄介を…連れて…かないと…アルエ様や…朱音様に…怒られ…いや…もう…既に…知られ…るか…も…」

その言葉を聞いた瞬間、白那の手の動きが止まったのだ。
何故なら雄介を早く朱音やアルエ達の元へ素早く連れて来る事が白那やレイナへの絶対指令なのである。
もしこんな所で油を売って雄介とヤッていたのがバレたら想像もつかない罸を喰う事もあり得るのだ。

「わっ…分かったわよ、早く雄介様を連れて行きましょ」
「ふぅ…助かった…それより…他の者は?…」
「知らないわよ、他のみんなも一旦塔に向かってんでは」
「だと良いんだが…」

こうして白那とレイナは疲れて果ててる雄介を連れて塔へと向かったのであった。

・・・・・・・・・

その頃、他の者は・・・

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