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財宝目当ての男達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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財宝目当ての男達 2

その時だった。部屋に数人の男達が乱入してきたのだ。
「おいっ!お前はマルティン・ベルナルドだな?」
リーダー格と思われる男が怒鳴った。
マルティンは顔を強張らせる。
彼等は地元の自警団だ。マルティンはこのトログーレの冒険者ギルドでもかなり名の売れたベテラン冒険者だったが、最近はロクな仕事にありつけず生活苦に陥っていた。そんな彼に、自警団の男は言う。
「貴様を窃盗罪で逮捕する!大人しくしろ!」
「なっ!?何を言ってるんだ?俺は何も盗んでなんかいないぞ!」
彼等はマルティンの持ち物を押収すると、証拠品と称して彼の愛用していた武器防具一式まで持っていってしまった。マルティンが抗議するも、聞く耳を持たない。
「待ってくれ!頼むから話を…」
自警団員達は彼を乱暴に押さえつける。もう何を言っても無駄か、と思ったマルティンは抵抗を止めた。
彼はここ最近この街で起こった盗難事件の容疑者として扱われていた。
縄で縛られようとした時、宝箱がカタカタと揺れているのを見てマルティンは叫ぶ。
「まずい…アレの蓋を押さえてくれ!」
しかし遅かった。宝箱の蓋は勢いよく開き、中からヌメッとした何かが飛び出してきた。
それは人間大の大きさの肉塊であり、粘液にまみれた無数の触手を備えた化け物であった。
突然の出来事に、自警団員達も呆気に取られてしまう。その隙を突いて肉塊は、一番近くにいた男の顔面に飛びついた。
「うわぁっ!!」
悲鳴を上げて振り払おうとするが、肉塊はその軟体を活かし顔にへばり付いて離れようとしない。
肉塊はそのまま男の口の中へと入り込んでいく。
「待ってろ、今切り落としてやる」
リーダー格の男が剣を抜き、肉塊に斬りかかった。
だが剣は肉塊の身体を切り裂くことなく、逆に刃の方が溶けるようにして消えてしまった。
「馬鹿な!?何なんだコイツは…」
驚き戸惑う自警団の男達。その間にも肉塊は膨れ上がり、粘液でその男の装備を
溶かしきってしまった。
すっかり裸に剥かれた男。彼のペニスが起立し、ビクビクと震えながら大量の先走りを漏らし始めていた。
「おい、しっかりしろ!」
異変に気付いた他の仲間が声をかけるが、反応はない。
その直後、肉塊が妖しく脈動した。
ニュルルル…
まるで血管のように浮き出た筋に沿って、赤黒い光が明滅していく。
その光を見た自警団の男達は皆一様に目をトロンとさせてしまっていた。
マルティンの見ている前で彼等は服を脱ぎ捨てていき、ついには全裸となった。
マルティンはその隙に拘束を振りほどくが、既に手遅れだった。
自警団の男達の肉棒はそそり立っていき、ヒクンヒクンと痙攣しながら透明な雫を垂らす。
「うぅっ、ああっ、ああ…」
男達は悶えながら肉塊に群がり、我先にと貪り始めた。
「んぶちゅ、むぐっ、ふごぉ、はぷっ」
いつしか自警団の男達はまるで人間の女を輪姦しているかのような言動をし始めた。
「おらおらっ!俺はまだ1回も出していないんだぞ!」
「うおっ、すげぇ吸い付きだ!」
「くっ、出すぞっ!」
「こっちもだっ!」
ビュビュッ!ドピュッドピューーッ!
男達が一斉に射精し、肉塊に白濁液をぶちまける。
「ひゃっほ〜っ!ザーメンシャワーだぜっ!」
「たっぷり浴びせかけられた気分はどうだ?」
自警団の男達が囃したてる。グロテスクな肉塊相手に盛っているその姿は異常としか言いようがない。
「この女、まだまだイケるよな?もっとやろうぜ」
「おうともさっ!次はケツ穴だっ!」
「じゃあ俺は前からやらせてもらうかな」
そう言いながら、今度は2人の男が前後から肉塊に抱きつくようにして挿入していった。
ズブブッ!グチュッ!ジュプッ! 激しいピストン運動が始まる。
二人が腰を振る度に、結合部から混ざり合って泡立った精液が溢れ出る。

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