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井戸の怪異
官能リレー小説 - ファンタジー系

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井戸の怪異 6

デビーが剣を振っている間にペトルは凍りついた黒ビキニを引き剥がしていた。凍っているので砕けるように剥ぐことが出来たのだ。
だが、尿道と肛門に入り込んだまま凍っている部分だけは取り除くことが出来ずのたうっている。
「奥に入ってて抜けねえ…」
どうにか取ろうと爪を立ててみるが、余計に深くなりそうで躊躇してしまう。
肛門の方も力んではみるが、S字結腸に引っかかることで快感に囚われてしまった。
「へぇ、ほぉ、ふぅん……きひっ! おいおぃおぉい、どうも愉快なことになってるじゃんよぉ!? えぇっ、ペトル坊やぁ!!」
チンピラが呻き声を漏らしたことに気付いたのか、男が剣を振るっているのを見ていた怪女の視線がそちらに向いていた。
まるで暇つぶしのための玩具を見つけたように、ニマニマと笑いながら楽しそうに周囲を漂ってくる。
見えない両手の気配を感じ取った時、何時の間にやらそこには黒笠が鷲づかみで掲げられていた。
「ひひっ、ひゃっはぁあぁっ!! 向こうの坊主どもは意外に精気が薄かったし、お前さんが楽しませてくれるよなあぁぁっ!?!」
片手のが股間を覆うのは、まだペトルにも理解できた。
だがもう片方が顔に貼り付けられた時、その化け物の瞳に闇を煮詰めた深遠を覗き見てしまう。
かろうじて呼吸穴と呼べるものがあったが、チンピラには周囲の音も聞こえず僅かな光すら感じ取れなかった。
ペトルは闇の中で一心不乱に巨根をしごき始める。そして、本能的に何かに向かって進んでいた。
ペトルが手足を動かしているわけではない。体にまとわりつく黒いものが推力を持ってペトルを運んでいるのだ。
そして、怪女の本体の方に戻ると空撃ちする男達を巻き込んでいく。
「はい、どぉおおおぉぉん!! スペアーか? ストライクかぁ? まぁ関係ないなっ、ひゃはあぁぁっ!?!」
渦潮に巻き込まれたかのように水中を舞うなか、チンピラの腕や脚に生温かいものが絡んでくる。
ビクビクと痙攣するそれは、彼のものとたいして違わないだろう。
「黒いんもワサワサも、だいぶテメェらを気に入ってるみたいだなあぁ! ふはっ、ぎゃははっ、がぁっはっはっひゃあああぁぁん!?」
別の男の背中には海老っぽいのが抱きつき、その甲殻の間から伸びるナマコのようなヌメった触手を尻に突っ込んでいた。
いくらか解されていたとはいえ、さっきまで女を抱いたことしかなかった奴らが、女々しく悶えながら腰を震わしている。
デビーにとって討伐ゲームに熱中していたことは、ある種の救いだったかもしれない。

「!?!?〜〜〜〜っ!!? !!!〜〜〜〜!?!」
ペトルといえば、肌を撫でる仲間のチンポの動きと自ら扱く快感、外から動かされる尿道と肛門の固いのだけが繋がりとなっていた。
仲間の男達は白濁の製造が追い付かず、既に何も出ていなかった。絶頂の度に大きく震えるが、薄い汁が弱々しく垂れるだけだ。
ペトルは四方から濃厚な汁をぶっかけられるのを望んでいたが、何も出してこないのをもどかしく思いつつあった。

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