PiPi's World 投稿小説

井戸の怪異
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 25
 27
の最後へ

井戸の怪異 27

デビーの頭の中で、あの怪女の声がする。
「ギャハハア!最近活躍しているじゃないかァ!クイツボ倒しまくって、稼ぎまくってェ!
しかもこンなイイ娘さんまでゲットして、ヤるもんじゃないか!期待以上じゃないか!コレはアタイからのご褒美だよ!」
どうやら、怪女があの鎧につけていた分体が姿を見せず、いや彼の頭の中に隠れて話しかけているようだ。
「久々に出てきたな!そうかい!感謝するぜ!!!」
頭の中で、デビーは言い返す。
「イイって事よオ!逢瀬のジャマするほど野暮じゃないぜェ!またな!」
デビーの頭の中から、怪女の声が消えた。いつものように鎧付き分体に戻ったのだろう。
オーラは体内を巡る力に変わり、デビーの心は落ち着いて、目の前の愛しい少女を愛する男の眼でルーチェを見ていた。落ち着いたと見たルーチェが、繋がったまま問いかける。

「デビーさん?」
「ああ、心配かけたみたいだな、済まない」
「良かった。いつものデビーさんだ」

デビーも、自分を包み込んでくれている愛しい少女を気遣う心が戻っている。
愛しさと新たな力とに突き動かされるように、デビーは激しく腰を動かす。

「ルーチェ!欲しい!お前が欲しい!」
「あっ、あっ、デビーさん!!」

押し倒されて、ずちゅずちゅと突かれるルーチェの豊かな胸が、デビーの胸に当たって柔らかく潰れている。動きに合わせてもにゅもにゅと形を変え、愛する男に女らしい愛情と優しさを伝えるように。


「すごいよぉ、デビーさん、いつもより力強いのっ!」
「お前が素敵だからさ!」

そう感じたのも無理は無く、デビーは新たな力を得た。
筋力が増したのみならず、巨根も少し大きくなって、業物と化していたのだから。
そのパワーにルーチェへの愛情を乗せて、激しく腰を打ち付ける。

「ああん!いつも以上にいいのっ!おかしくなっちゃいそう!」
「なっていいんだよ。俺の大好きなルーチェ!」

「嬉しい、大好きよっ!デビーさん!」
デビーの動きはさらに激しさを増していく。
ルーチェの膣内から溢れる愛液で、二人の結合部は泡立ち始めていた。
「んぅっ!出るっ!」
どくんっ、どくどく…デビーはルーチェの子宮口に向けて射精した。
「あぁ、出てる…デビーさんの熱い精が…あふ…」
ルーチェはお腹の奥で淫らな花弁が熱く開いていくのを感じた。
デビーも同様だった。何か強大なものが咲き誇る、そんな感触に襲われる。


,
の最初へ
 25
 27
の最後へ

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す