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井戸の怪異
官能リレー小説 - ファンタジー系

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井戸の怪異 20

そのまま、お互いに絶頂の後の二人は向かい合って横になっていた。デビーは勃起したまま、ルーチェはそれを受け入れたまま。
「ルーチェ、ありがとうな」
「あたしこそ、こんな時に結ばれるなんて……ズルいっスよね」
「そんな事ねえよ。お前のおかげで、嫌なものが浄化されたような心地だ」
「本当?嬉しい!」
ルーチェが抱き着いてくる。
この後、デビー達は腰が止まらなくなったかのように何度もセックスするのだった。




ちゅぷ…ちゅぷ…
デビーが目を開けると、朝の陽ざしと、気持ちよさが一緒にやってきた。
「ん…朝か…気持ちいい…」
「おはようっス、デビーさん」
気持ちの良い股間を見ると、朝勃ちをパイズリしてくれているルーチェの姿があった。
「デビーさんに朝パイズリしてあげるの、夢だったんスよ」
そこまでしてくれるルーチェがたまらなく愛しく、パイズリ中の彼女の頭を撫でてあげた。

幸せいっぱいな顔をしたルーチェは、明らかに想いを遂げた幸せな女の顔をしていた。
デビーの朝勃ちにパイズリ奉仕していたルーチェは、彼に撫でられて、さらに張り切ってパイズリに励む。
あまりにも気持ちよくて、まるで夢のようだ。幸せでたまらない。
昨日まではルーチェを妹のように思っていたのに、一夜明けるとエロかわいい彼女になって、朝勃ちにパイズリしてくれさえする。
幸福感が性感を頂上まで蹴り上げた。
「おおおっ!!出るっ!!」
デビーがうめくように言うと、ルーチェはとっさに先端にかぶりつき、彼の濃厚一番搾り精液を口の中で受け止めた。

ごく、ごく、とルーチェが精液を飲み下す。
「えへへ…おいしいっス」
幸せそうなほんわかとした笑みは、普段のルーチェの元気な看板娘としての快活な笑みや営業スマイルとはまるで別物。
「デビーさん、昨日は憑き物がついたみたいな顔だったのに、今日はいつもより幸せそうな顔してるっスよ」
「ルーチェ、お前のおかげだよ」
「へへ…」
山賊が白濁と化してクイツボに消化されてしまう、悲惨な情景を見た昨日が嘘のように、幸せな気分になっていた。
あいつらはもとは人だったとは言え、山賊に堕した以上、ゴブリン同然で命の数に数える必要もないのがこの世界のルールだが、それでもショックが消えるわけでもない。
ルーチェはデビーにとって、この上ない癒しでもあった。

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