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謎の岩
官能リレー小説 - ファンタジー系

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謎の岩 9

「ふふ、それはついてからのお楽しみにしておきましょうかしら」
「そうか…」
そうして俺たちは岩場の影に隠れて休息をとった。
休憩中、俺の愚息は一向に収まる気配を見せなかった。それどころか余計に元気になっている気がする。
褐色の女の一人が寄ってきた。
年のころは15歳くらいの少女だ。

「どうしたんだい?」
「何だか苦しそう。どうしたんですか?」
「あ、いや…」

まだ15歳くらいなのに、胸がすごい。少なく見積もっても100pはある。
思わず胸に視線が映ってしまいそうになるのを、俺は必死にこらえてこの娘の憂いを帯びた綺麗な顔へ視線を向ける。
本機で心配してくれているのがわかるし、申し訳ない気持ちになる。
それにこの娘のそういう所もかわいく思えて…


いかん、これじゃロリコンみたいじゃないか!俺は頭を振って邪念を振り払った。
そして、何とかその場をやり過ごすと、女達の話を聞き流しながら意識をそらそうと努力した。それでも俺のモノは萎えそうにない。
いくらなんでもこれはおかしい。何かされたのだろうか。
もしかしたら黒人の男が放った力の影響が出ているのかも知れない。そんな事を考えていると、ふと何かが引っかかっているような感覚に襲われた。
(なんだ? 何か忘れていることがあるような)
「そろそろ行きましょうか」
考え込んでいるうちに出発の時間になっていたようだ。
皆立ち上がり移動の準備をしている。
再び森の中を進む。
先頭を歩くのは髪に銀色のハートマークの様な髪飾りを付けた女性だ。年の頃は40代後半といったところだろう。
彼女は他の女たちより頭一つ分背が高く、また体格もいい。
まるで女性プロレスラーのような出で立ちだ。

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