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謎の岩
官能リレー小説 - ファンタジー系

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謎の岩 6

「残念だがこうなってしまってはどうにも出来ない」
黒い男二人による蹂躙が始まった。殆どの女は村から逃げ出したようだが、二人は捕まってしまった。
「見ちゃいられないな…」
女が襲われる様子をじろじろ見るほど悪趣味ではない。
捕まった二人は手足をバタつかせて暴れている。しかし、黒人男の力にかなうわけもなく抜け出せない。
そのうち女二人はほぼ同時に体を硬直させて動かなくなってしまった。
「もしかして死んでないよな…?」
不安になり覗き込む。
二人は黒人男に貫かれて気絶していた。一度挿入しただけでこれだ、女達が極端に彼等を恐れ嫌悪するのも仕方ないことかもしれない。
そもそもナイフで斬りつけても死なないというのもおかしすぎる。外見はただの黒人なので妖術のようなもので身体強化しているのかもしれない。
「さっさと逃げよう…………ん?なんだこの音は」
何かを叩くような音が聞こえてくる。
音の出所を探ると、それはすぐ近くだった。
「こいつらの仲間がまだいるのか!」
村の奥には先程の黒人より少し小柄な男が立っていた。手には巨大なハンマーを持っている。
この男は村を襲っている黒人達とは違うように思えた。
彼等が通ろうとしていた出入り口は罠により塞がっているし、何よりこの男の目的はこの村の女の肉体ではないように見える。
「くそ!見つかった!」
慌てて走り出そうとしたが遅かった。
男はゆっくりとこちらへ歩いてくる。その歩みにはなんの感情もない。機械のように淡々と歩いているだけだ。
「来るな!それ以上近づくな!!」
精一杯声を出して警告するが相手は全く意に介さない。言葉はある程度は通じているはずなのだが…。

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