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謎の岩
官能リレー小説 - ファンタジー系

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謎の岩 4

このまま逃げて隠れ続ける生活を続けるというのはまずいと考えたのだろう。賢い選択なのか判断はできない。
「罠にはめるとはどのように…?」
「男にしかわからぬ、罠。女、安全」
さっぱり説明が判らないが詳しくは聞きそびれてしまった。
「相手が死ぬとかは止めてくれよ。気分悪くなる」
「大丈夫。死ぬ、ない」
ミールスは村の女達と遠巻きに罠を見ることになった。
罠は村の出入り口になっている石のすぐ隣にある。ワープゲートのようになっている石の結界をあえて緩めておき、黒人の男を誘い込もうという作戦らしい。
岩が透け、向こうの風景を映し始めた。
黒人の男が何人か集まっていた。彼等は既に勃起している。
女の気配を敏感に感じ取っているらしかった。

「あんなに居るぞ。全員を罠で止めるなんて出来るのか」
ミールスは質問をした。
そんな事を言っているうちに岩の向こうの黒人が装備を外し始めた。
全裸になって村を襲うつもりらしい、罠があるとも知らずに…。その罠もちゃんと動くかは怪しいが。

岩の表面に作られた結界を押し分けて男達がこちらに流れ込んできた。
岩がゴム毬のように激しく歪み、透き通る。
岩の中で黒人がすし詰めになってもがいているのが見える。一度に入ろうとしたからだろうか、彼等は岩の中から中々出られない。
若者らしいのが二人、どうにか岩から抜け出てきた。その直後、卑猥な罠は作動した。

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