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Absorption
官能リレー小説 - ファンタジー系

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Absorption 6

次の日から寮での食事は改善され、教室に始まって寮の浴室の掃除まで業者やシスターが行うこととなり、下着や靴も自由になって便所もリフォームされた。

「いいの?まだお風呂入ってないのに」
「いいって、その方が…あいつも喜ぶし」
「あいつ?」
「男よ」
美雪は恵梨香をつれて寮から礼拝堂に向かい、更に地下を進んでいた。
「今日は早いね。こっちから出向く予定だったのに」
「お風呂まだのほうが良かったんでしょ?恵梨香、部活の練習あったから、汗すごいよ」
「本当か!」
鉄格子の前まで来ると、彼女たちの気配を察知した理事長が棺から出て立っていた。彼は美雪の行動力に驚くも、彼女の耳打ちした内容に思わず勃起する。
「なんで理事長が地下にいる訳?木刀持ってくればよかった」
「恵梨香、ちょっと向こう向いてて。イケメン連れてくるから」
事情を知らない恵梨香は不快感を露わにする。
「あんたね、40代が男盛りでいいと思ってるけど、援交じゃないんだから嫌よ。こっちは経験ないんだから、せめて年下に化けて。3Pが盛り上がらなくてもいいの?」
「分かった」
美雪が自分と恵梨香の好みを耳打ちすると、理事長はすぐに中学生くらいの中性的な美少年に化ける。
「恵梨香、いいわよ」
「えっ?なにー!男子禁制の場に、こんな美味しそうな男の子が…もう濡れそう」
「ただ、この子…汗とか愛液が好きなの」
「変態でも許す!脇でもマンコでも好きなだけ舐めていいから」
興奮する恵梨香に対し、美雪はそれとなく理事長の目的を伝えるが、彼女はよくわからないながら嬉々としてその場で脱ぎ始める。
「さ、気が済むまで舐めてもいいよ〜?」
「本当か?ではいただくとしよう!!」
意地もプライドも投げ捨てた理事長(ショタ)は、恵梨香の股間にしゃぶり付いた。
「んやあ!!ひひひ!!ひゃははは!!きみ結構がっつくんだねえ〜!!」
快感に悶えながらも、理事長(ショタ)の頭をなでる恵梨香。
「こっちもいけるよ?ほら」
そう言って美雪も股を広げて見せた。
「ではこちらも」
ペロペロペロ
「んひゃあ!!ああん!!くすぐったい!!」
「夜は長いぞ!お嬢さんたち!!」
「んもう、お姉ちゃん、でしょ!?」
「どっちでもいい!!(ペロペロペロ)」
「ひゃははははは!!!」
二人の絶叫が地下室中に響いた。

「さ、今日はここまで、私たちは戻るね」
そう言って服を直した恵梨香は地上へと帰っていった。
「ねえ、もう一つお願いがあるんだけど・・・」
美雪は帰り際に理事長(ショタ)に言う。
「何なりと良いたまえ」
「土日外出の申請制度を撤廃してほしいの」
「その見返りは?」
「私たちと同じ学年の朝比奈千恵って大人しい子が居るじゃない?あの子を好きなようにして良いわよ」
「彼女をか!?」
その名前を聞いた瞬間、理事長(ショタ→中年)は驚いた表情を見せた。
朝比奈千恵は学年の中でも上位クラスの成績を誇る生徒だ。だが非常に大人しく体も弱い。そして臆病な性格でもある。故に友人が少なく、昼休みはよく一人で本を読んでいるのが見受けられた。実にありきたりな『病弱少女』であった。
実は理事長も、自身の延命のための『協力者』を入学者から探す際に彼女にも目を通しては居たのだが、あまりの臆病さと体の弱さを考慮して、候補から外してやっていたのだ。そしてその代わりに当初美雪を選んでいたのだ。
「しかし彼女は体が弱い、何より臆病すぎる、あまりにも可哀そうだ」
「大丈夫よ、あの子も」
「一つ聞くが、君は彼女を妬んでいるのか?聞いていると朝比奈を売っているようにも聞こえるのだが・・・」

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