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魔王と呪われた女勇者
官能リレー小説 - ファンタジー系

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魔王と呪われた女勇者 9

食肉にされて死んだときの記憶もあるので彼等の錯乱は激しい。隣の黄色クラゲの中の様子を見て緑色クラゲの中の通常オーク達も混乱を誘発させられていく。
「出してくれぇ!」
二つのクラゲはじわじわと高度を下げる。
「どうしても素直になれないエレナちゃんにチャンスをあげるね」

そう言ってナズナはエレナの拘束をとき聖剣を渡す。

「……どういうつもりだ」

「別に、ただどうしても犯されたくないならそれでオークを全て切っちゃえばいいとおもうよ」

「そうか、なら礼をしないとな」

そう言ってエレナはナズナに切りかかるが、ナズナはあっさりよける。

「あはは、エレナちゃんは元気だな。まあがんばってね」
そう言い放つとナズナは闇に消えていった。
あとに残されたのは裸に聖剣を装備したエレナと裸のオーク達だった。

「逃げられたが、だが武器さえあれば」

裸なのは心もとないが、相手も裸でなおかつ武器もない。
圧倒的にこちらが有利のはずであった。
しかし、オーク達の勃起したペニスを見たときにその自信は揺らいだ。

「なんだ、また体が熱くなってしまう」

オークのペニスを見たときまたも体の芯からうずきだしてしまった。
その衝撃で聖剣を落としそうになったがなんとかこらえる。
オーク達を入れていたクラゲはグニグニと動き回りながら性器を刺激して強制的に発情をさせると、地面に落ちて割れてしまった。
割れた二つのクラゲの中からオーク達が這い出してきた。
どのオークも怯えておりその場から逃げ出そうとする。ナズナが戻ってくれば殺されるかもしれないからだ。
しかし、一匹のオークが鼻をひきつかせ立ち止まる。
その他のオーク達も次々と立ち止まり振り返る。
振り返ればそこにいるのは裸で聖剣を構えるエレナ一人のみ。
剣を構えているが発情しメスの匂いさせている女、オーク達の恐怖心は一気に霧消しエレナに襲い掛かる。

「はっ」

エレナすぐに一匹袈裟懸けに切る。
一匹のオークは倒れるがそれでも生殖本能に突き動かされオーク達の突撃は止まらない。
多勢に無勢、ついにエレナはオークに押し倒される。

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