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魔王と呪われた女勇者
官能リレー小説 - ファンタジー系

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魔王と呪われた女勇者 8

そんな時、新たなクラゲが漂ってきた。
先程の黄色のクラゲとは違い、色が緑色をしていた。形状も丸っこく、中にオークを数名閉じ込めている。
触手を使い拉致してきた者だった。まとめ食いされている彼等は逃げようとして内壁を叩いている。
「おおグリーンちゃん早速オスを捕まえてくれたんだね」

黄色のクラゲと違い食肉加工用でなく純粋に捕獲する用途に使われるもののようだ。

「うん、わたしは一体どうしたというのだ……」

「あ、目覚めたんだ。ちょうどよかったよ、いまエレナちゃんの初体験のお相手が来たよ」

「初体験、なんの話だ、それよりもなぜ私は裸なんだ。私の装備はどこだ」
「裸なのはエレナちゃんだけじゃないよ」
二人の上空に浮かぶ緑の球体内部に腰に布を巻いただけのオークが閉じ込められているのが見える。
「助けてくれぇ!」
オークの集団が手足をばたつかせた時、腰布が煙を発しながら薄れ始めていく。
腰布が消滅すると同時にオーク達のペニスが露になる。
それを目にした瞬間、エレナは不思議な胸の高まりを覚えた。

(なんだ、なぜこんなけがわらしい物を見て私は興奮しているのだ)

理性では拒否しているが視線はオークのペニスから外せなかった。

「ふーんエレナちゃんてエッチだね、オークのおちんちん見てここをこんなに濡らしちゃうなんて」

ナズナはエレナも秘所を嬲る。

「よせ、何をする」

「もうこんなにラブジュースを漏らしちゃて、エレナちゃんも内心は早く処女捨てたかったんだね」
「特別サービスでもっとおちんちんを増やしてあげるよ」
ナズナが黄色いクラゲの中に黒く光る水晶のような物を投げ込むとそれがドロドロの肉片を絡めとり、オークの姿を再現した。
彼等は生前の人格も記憶も問題なく維持しているが、全身に禍々しい黒い紋様が浮かび上がっており瞳の色も赤く変質していた。
彼等も緑のクラゲの中のオークと同じように中でもがきはじめた。

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