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勇者のお供はボテ腹妊婦達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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勇者のお供はボテ腹妊婦達 6

魔王の復活が近いという噂も良く耳にする。魔王というのは今から約1000年前、この世界を恐怖で支配していた魔物の大王で伝説上の存在だ。その魔王は一人の人間の勇者によって封印され、世界に平和が訪れた。しかし封印の効力は1000年とされており、その1000年目が近々迫っているらしいのだ…。

リュートとフィオナが職員と話している席から少し離れた所では一人の女戦士が別の職員に絡んでいた。
「だからよぉ、証拠の品だってちゃ〜んとあるんだぜぇ?ほら!ドラゴンの爪の先っぽ!これでドラゴン討伐のクエスト、クリアだよな?早く金くれよ金!」
「ですからそんな物ではクエストクリアの証明にはなりませんと何度言ったら解るんですか!?報償金はお支払い出来ません!」
「何だよ〜!?本当にドラゴン倒したんだぜ!?それともオレが嘘吐いてるってのかぁ!?」
「…あれれぇ〜?おかしいなぁ〜、先ほど付近の住民からドラゴンの目撃情報が入ったばっかりなんですが…」
「…ギクッ!」
「あぁ〜、なんなら憲兵隊呼んで出るとこ出て話つけましょうか?」
「い…いやぁ〜、そう言えばオレの勘違いだったかも知れないなぁ…あ!急に用事を思い出した!帰るわ…」
雲行きが怪しくなった女戦士は慌てて踵を返し、カウンターから離れてギルドを出ようとした。
(チクショ〜、やっぱゴマカせなかったかぁ…あぁ〜…腹減ったなぁ…もう三日も何も食ってねえよぉ…)
その時、彼女の耳にリュート達の会話が飛び込んで来た。
「やっぱり冒険者向けクエストの方が稼ぎが…」
「う〜ん、でも私達のレベルでもこなせるクエストなんて…」
「もしよろしければプロの冒険者の方を紹介いたしますが…」
(これだ!)
出口に向かっていた女戦士はターンしてリュート達の方へ近寄っていった。

「なぁなぁアンタ達、ちょっと良いかい…?」
「はあ、どなたですか?」
俺達が職員と話し合っていると、一人の女戦士が声を掛けてきた。
「いやぁ、ちょっとアンタ達の会話を偶然耳にしちまってさぁ…いや済まねえ。盗み聞きする気なんて無かったんだがね…。まあ良いや。アンタ達、一緒にクエストに臨むお仲間を探してるのかい?それ、オレで良ければ協力しようか…?」
口は悪いが顔はフィオナ姉に負けず劣らずの美人。フィオナ姉がほんわかとした“優しいお姉さん”タイプだとしたら、この女戦士はちょっとキケンな雰囲気の“大人なお姉さん”タイプといった所か…。
身体の方は、これはフィオナ姉よりも断然スゴい。自身の頭よりも大きなフィオナ姉の爆乳を更に二回り以上は大きくしたような爆乳(いや、もう超乳か)で、そのあまりの巨大さゆえ少々垂れ気味だが張りは良く弾力も充分にありそうだ。
体付きはフィオナ姉と同じく腰幅が広くてお尻の大きい俗に言う“洋ナシ体型”。さらに二の腕、脇腹、腰回り、お腹、太もも…と、付くべき所にはムッチリとした脂(アブラ)が申し分なく付いていてイヤらしい事この上ない。だが背が高いのでデブ体型には見えない。その身長はフィオナ姉よりも頭一つ大きいくらいで、俺から見れば正に大女だった。
そんな極上の肉体を殆ど裸に近い際どいビキニアーマーに包んだ美女戦士の突然の登場に、俺は思わずゴクリ…と喉を鳴らして生唾を飲み込んでしまう。
そこで嫉妬したフィオナ姉からまたつねられるかと思ったが、意外にも何も来ない。
何をしているのかと思えば、ビキニアーマーの女戦士を涙目で睨みつけたり、自分の身体をペタペタと触っていたりしていた。
どうやら自分より魅力的な女の存在に敗北感やら敵愾心やらいろんなものを感じているらしい。
そりゃ相手の色香もすごいが・・・そんなのこのギルドを見渡せばいくらでも入るし、フィオナ姉はフィオナ姉でじゅうぶん魅力的な女性だと思う。
よくわからん女心に首をひねっていると。
ビキニアーマーの女は何を勘違いしたのか、突然俺の肩に腕を回して引き寄せ、ここぞとばかりに話を進めてきた。
「どうだい、この機会にオレを雇ってみないかい?飯さえ食わせてくれればいくらでもいいシゴトしてやるぜ?
 何ならオレをアンタのものにしてもかまわねえ。
 見たところ、アンタの女は1人だけだし・・・精力、ありあまってんだろ?
 こんな格安で自由にできる女なんかなかなかいねえぞぉ〜?」
女戦士はイヤラシイ笑みを浮かべながら、これでもかといろいろなものをアピールしてくる。
その1つ、押し付けられる超乳の感触に、俺の愚息は否応なしに大きくなる。
うおぉ・・・!こ、この感触・・・!ヘタをすればこれだけ1回イッてしまいそうだ・・・!
しかし事態はここでとどまらない。
なぜならこの世界は圧倒的に女が多い世界。
それもその多くが身体を持て余し、男を求めている世界だ。
俺を誘惑する女戦士に気づいたまわりの冒険者たちが、そうはさせじと次々とオレに抱き着き、自分を仲間にしろと迫ってきた。

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