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勇者のお供はボテ腹妊婦達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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勇者のお供はボテ腹妊婦達 38

弟子の訴えは退けられた。ではどうやって怒り狂うサクラを止めるのか?
その答えは至極簡単だ。
リュートは生唾を飲んで覚悟を決めると、できるだけ強い口調を意識してこうつぶやいた。
「俺が、やめろと言っているのが聞こえないのか?―――サクラ」
「・・・ッ!だ、旦那様・・・?」
呼び捨てにされたことでサクラの顔に明らかな動揺の色が浮かぶ。
彼女は気づいたのだ。リュートが弟子としてではなく、夫として命令していることに。
とにかく短絡的で暴力的な女、サクラ。
しかしそんな彼女でも逆らうことのできないものがある。人生の伴侶である夫の存在だ。
彼女は剣士として誇り高く強くあれと育てられた一方、妻は夫に絶対服従をしなければならないと教育されているらしい。
さらに彼女の場合、骨の髄、魂のひとかけらにいたるまでリュートに快楽で屈服されているため、夫の顔をされるとどうにも強く出れないのだ。
強く凛とした女サムライの顔と貞淑な大和撫子のような妻の顔。
相反する2つの顔を持つ女。それがサクラという女なのであった。
夫として強く出れば、妻として引かざるを得ないはず。
そう読んでの発言だったが・・・サクラはすぐにリュートの命令に従おうとしない。
師として振る舞うべきか、妻として従うべきか、判断に迷っているようだ。
ならばさらに後押ししてオンナの顔に堕とすしかない。
リュートは下腹部で光る刃に注意しながら、サクラの爆乳を問答無用でつかみあげた。
「ひゃうッ・・・!?」
軽くつかんだだけでサクラの胸はやわらかく形を変え、大量の母乳をしぶかせる。
6人の妻の中でもっとも付き合いの短い彼女だが、あふれる母乳と隠し切れないメスの顔が、すでその身体がリュート専用に変えられていると確信させる。
でもリュートは心の奥底から湧き上がる恐怖心は止められない。
当たり前だ。視線を移せば見るからに切れ味のよさそうな刀がぷるぷる震え、今にも落ちてきそうなのだから。
この事態を乗り切るために、俺が注意しなければならないことは2つ。
1つはリュートがサクラに夫の威厳を見せつけ、剣士モードから従順な奥様モードに変えること。
もう1つはリュートの大事な息子を切り落とされないように、細心の注意を払わなければならないことだ。
もし与える快楽の加減を間違えれば、サクラの手から刀が落ちてすっぱりと大事なところが切り落とされる。
弟子入りするときよりはるかに難易度の高いこの事態。
できることならこんなくだらないことで必死になんかなりたくなかったと、リュートは半ば現実逃避しながら『説得』を開始した。


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