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勇者のお供はボテ腹妊婦達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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勇者のお供はボテ腹妊婦達 1

現実で死に、ファンタジーの世界に転生し、勇者として魔王を倒すと言う話は、よくある事だ。俺も今それを体験している。だが、俺が転生した世界は、俺が思ってた世界と少し…いや大分違った。
まぁ、魔法を使える奴や使えない奴がいるのは良い、これは普通だ。だが、一つだけ普通とは違ってたのが、性…セックスに関しては、アバウト過ぎた。特に女性はボテ腹…妊婦に為る事が推奨されていた
更に、男女共に服は着るが、下着は全く着けないし羞恥心が程無いのか、裸で外に出掛けてたりしている位だ。
そして、性にアバウトなこの世界は至る所で人目を気にせずにセックスをするのだ。しかも、この世界の基本的な体位はタチーナとケーモノと呼ばれている、二種類。これは、俺が前居た世界だと、タチーナが立ちバックで、ケーモノが後背位…つまりバックだ。これは説明しなくとも分かるだろう。あえて言うなら、性にアバウト過ぎると言う事だ
ただし、男性は複数の女性と関係を持つ事が出来るが、女性は余程の事が無い限り複数の男性と関係を持つ事は許されない。だから、基本的に女性は自分の処女膜を破った男性としかセックスしない。此処だけは、アバウトでは無い所だ
これは、この世界の全ての生物の性器には、微量ながら魔力がある。この魔力は十人十色であり、男性器が処女膜を破ると女性器がその魔力を覚え、膣口に男性器の魔力で膜を作るのだ
それともう一つ理由がある。
それはこの世界の男女比だ。
一人の男が複数の女と関係を持つ事が出来るという点からお察しいただけたかと思うが、この世界は男の数に対して女が圧倒的に多い。
具体的な人口比は不明だが、だいたい一人の男が関係を結ぶ女は4〜5人が普通だ。
それでも世の中には女が余っている状態なんだから、いかに男女比が歪(いびつ)なのかが分かる…。


とにかく、そんなエロエロな世界に俺は転生した。
俺が生まれたのは、ある大陸の辺境の集落だった。
そこは俺のオヤジを中心としたハーレムだった。
付近には他にも同様の集落が点在していた。
歪んだ男女比ゆえ、こういう社会形態になるのは仕方ない。
俺はオヤジの第24子として生まれ、リュートという名を付けられた。

俺のオヤジとオフクロは暇さえあればセックスをしていた。
オヤジにはオフクロ以外に4人も妻がいて彼女達を等しく愛した。
オフクロを含む5人の妻達は腹を休める間も無く妊娠・出産を繰り返していた。
だから俺には兄弟姉妹が…特に姉妹が両手両足の指を使っても数え切れない程いた。

俺の兄や姉達は皆15〜17歳くらいになると旅立っていった。そして二度と帰って来なかった(と言っても別に死んだ訳ではないのだけれど…)。
これは考えてみれば当然の事で、一人でも生きていける年齢になったら次々出て行ってもらわなければ、さほど大きくもない集落がたちまちパンクしてしまう。

かく言う俺も今日、旅立つ。俺はまだ12歳だ。旅立ちには少し早い。
だが心配は無い。一人ではないのだ。
俺はその人の手を握って言った。
「じゃあ行こうか、お姉ちゃん!」
「フフ…♪そうね、リュート」
彼女の名はフィオナ。19歳。俺の異母姉だ。
この世界の社会形態上、乳離れした幼子の面倒は母親ではなく姉達が見る。男子は少ないので特に可愛がられる。
俺も姉達に可愛がられたが、その中でも特に良く面倒見てくれたのが彼女…フィオナ姉だった。

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