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勇者のお供はボテ腹妊婦達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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勇者のお供はボテ腹妊婦達 27

「みんな、ごめん…みんなはここで待っててくれ。俺は行くよ。ずっと、このままじゃいけない…もっと強くならなくちゃって思ってたんだ。そのためには、どこかの段階で危ない橋を渡る事も必要になるとも思ってた…」
「そんな事…!!」
言いかけるフィオナの前にシャルネが手を出して遮って尋ねた。
「…今がその時だと思うか?」
「…ああ!」
力強く肯くリュート。
その瞳は初めて会った日、自分に剣を教えてくれと頼んで来た時のそれと、どこか通じる強い意志が感じられる…とシャルネは思った。
「…解った!行って来い!」
「ありがとう!」
そして、リュートは女サムライと共にゴブリンの巣くうダンジョンへと足を踏み入れたのであった…。


…二人が出て来たのは小一時間後だった。
「待たせたな」
「……」
二人の服は血で真っ赤に染まっていた。
だが二人に目立った外傷は無く、それどころか服も全く破れていない…つまり全て返り血なのである。
女サムライは片手に抜き身の刀(ボロボロに刃こぼれし、オマケに刀身が曲がって鞘に収まらなくなった)を持ち、もう片方の手にこの洞窟に巣くうゴブリンの親玉…ゴブリンロードの首を持っていた。
「う…嘘でしょう!?こんな短時間でもう攻略しちゃったって言うの!?」
さっきから呆けたように黙っていたリュートが口を開いた。
「…凄かったッス…この人は“ホンモノ”だったッス…やっぱり自分の目に狂いは無かったッス…」
「落ち着いてくださいリュートさん!口調がおかしいですよ!」
「……」
リュートは女サムライに向き直り、深々と頭を下げて改めて頼み込んだ。
「お願いします!僕達の仲間になってください…いや、むしろ僕をあなたの弟子にしてください!」
「「「…っ!!!!」」」
女達は驚いた。
何か言おうとした所で女サムライが口を開いた。
「弟子か…では弟子入りに際して一つ条件を出そう」
「何なりと!」
「今日私が倒したゴブリンロードと同等…もしくはそれ以上のモンスターを倒して見せろ。それが弟子入りの条件だ」
「え…っ!!?」
いきなり無理難題とも言える条件を提示されてリュートは固まる。
(こ…これ、ひょっとして遠回しに断られてる…?)
思わずそんな考えが頭に浮かんでしまう程、それは今の彼にとって困難な条件であった。

その夜、村の宿屋…
「絶対無理よ!」
とりあえず皆で今後について話し合おうという事になったが、フィオナは第一声、そう言い切った。
「いやフィオナ姉、それはやってみなきゃ解らないよ」
「オレもそう思うな」
シャルネもリュートに賛成のようだ。
「シャルネまで…!あなたこそ今までリュートの剣の指南役だったじゃない。役目を奪われて悔しくないの?」
「奪うとか奪われるとかの問題じゃない。オレが教えられるのは剣の基礎だけだ。そしてリュートは基礎は身に付けた。これ以上の上達を望むならオレの出る幕じゃない…簡単な話だろう?」
「そ…それはそうだけど…」
そこへフェレンが口を挟む。
「あのぉ…あまり人を疑いたくはないのですが、私はそもそもあの方が本当にリュートさんを弟子に取る気があるのかどうかが疑わしいのですが…」
「それは信じて良いと思うけどな…」
リュートは別れ際の女サムライの言葉を思い出す。
『私は暫くこの村に滞在する予定だ…条件をクリアしたら来るが良い』
そう言って彼女は自分の宿泊している宿名と部屋番号を記した紙をリュートに渡したのだった。

「もぉ〜!リュート!正直に言っちゃいなさいよぉ!」
「は…はい!?」
いきなりフィオナに問い詰められ、リュートは訳が解らない。
「あなた!あの人が美人でおっぱい大きかったから仲間に入れようとしたんでしょう!?」
「ハァ!?いやフィオナ姉!それは誤解だよ!(…いや、そりゃまあ確かに容姿とスタイルは一つの基準であった事は否定はしないけど…」
「リュートさん、声に出てます…」
「マジ…!?」
「リュートぉ…あんたねぇ…」
フィオナはリュートに詰め寄る。
「フィ…フィオナ姉?…フィオナさん?…目が…目が据わってるんですけど…?」
チラッとシャルネやフェレンの方を見るリュート。
視線で助けを求める。
「…いや、さすがにこれはオレもフォロー出来ないな…」
「リュートさん…あなたという人は…」
「……」
シャルネもフェレンも、当然マーシアも、誰も助けてくれない(ちなみにマーシアは喋らないので存在を忘れがちだが、常に皆と行動は共にしている)。

「リュート!このぉ…っ!!」
「わわわ…っ!?ゆ…許してフィオナ姉ぇ〜!」
フィオナはリュートに襲い掛かり、傍にあったベッドに押し倒した。
「だ〜め!許さないんだから!いっつも他の女に色目ばっかり使ってるエッチな弟にはお姉ちゃんがお仕置きしてあげるわ」
そう言うとフィオナはリュートのベルトを外し、ズボンをパンツごと下ろした。
現れたペ○スを少し強めに握り締め、激しく上下にシゴく。
(フィオナ姉、怒ってるなぁ…)
いつもよりも乱暴なペ○スの扱いからそう思うリュートだったが、そんな怒り任せの手付きでも(いやむしろ、だからこそ)しっかりとペ○スは反応し、見る間にムクムクと充血して鎌首を持ち上げて来る。
「フフフ…勃った勃った♪」
そう言うとフィオナは既に先端から先走り汁の滴るペ○スをパクリと頬張り、そのまま貪るようにフェラチオを始めた。
「ぢゅっ…ぢゅ〜っ!!ぢゅるるるるる〜っ!!!」
「うぅ…っ!!?フィ…フィオナ姉ぇ…!!フェラもいつもより激しいぃ…!!」

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