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勇者のお供はボテ腹妊婦達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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勇者のお供はボテ腹妊婦達 24


そう言ってラテは自らの尻をなでる。
すると前と後ろ、2つの穴から白濁した液体があふれだす。
シスターとは真逆の淫猥な妻の様子に、ため息をつきながらジンは答える。

「別にやる気がなかっただけだ。教会の人間が犯罪行為に走るなんて、あってはならないことだろ?」
「あらあら。お義父様の権威をかさに破戒行為ばかり繰り返す問題児が何を言ってるのかしら?」
「いいじゃないか。人間はもっと自由にあるべきだ。そのためなら私は何でもするよ」
「あのコたちを逃げ出すように仕向けたのも?」
「・・・さぁね。さ、そろそろ本気を出すか。おまえらもまだ物足りないんだろ?」
「もちろん♪」

無粋な会話はここで終わり。
そして教会には新たな命を祝福するような、女たちの嬌声が響き渡った。

勢いで飛び出したはいいが、宛のないリュート達は、湖の辺で今後について考え込んでいた。
今までまともな収入を得ていなかった、リュート達の財布の中身は、既に底が見え始め悠長に、遊んで居られる状況ではなくなっていた。

しかもリュートはココアたちに搾られて、フィオナたちはそのリュートにヤラれまくったために体力は限界に近い。
元気なのはゾンビであるマーシアくらいのものである。
ちなみに最初はジンに犯されたと思われたフィオナたちであるが、それとなく確認を取ってみたところ。
母乳を搾られただけでレイプされた、なんてことはなかった。
リュートはそれを聞いて、心の底から安堵した。
ハーレムは漢のロマンだが、NTRは属性のないリュートには苦痛でしかないのだ。
しかし今回は信じられないことの連続だった。
まさかこの世界のルールを平然と破るような人間がいるなんて。
まったく人間の欲望は底知れないと、リュートはつくづく思い知らされた。
今回は見逃してもらったようなものだが、これからは十分気を付けておかなければならないだろう。
そのためには力がいる。具体的には今後の生活を安定させるだけの資金と、その活動をするための体力が。
と、いうわけで。

「んっんっんっ・・・フィオナ姉、もっと・・・」
「ごくっごくっごくっ・・・おい、フィオナ。なんか出が悪くなってるぞ?もっと出してくれよ」
「そ、そんなこと言われてもぉっ・・・あぁンッ!?
 やっ、乳首をコリコリしないでぇっ!?」

現在リュートたちはフィオナのおっぱいに吸い付いて体力を回復させていた。
彼女の胸からはなぜか聖乳を出すことができる。
聖乳。それは死者を浄化し、生者の傷や病をいやす不思議な母乳。
ヤリすぎで減った体力を回復させるには、もってこいのアイテムであった。
その代わりミルクサーバーとされたフィオナの胸は、すっかり開発されてしまったようだが。
だがこれで当面の食料は確保されたも同然だ。
聖乳ではないが、シャルネ・フェレン・マーシアの3人も妊娠して母乳が出るようになっている。
ローテーションを組んで回せば、しばらくは保つだろう。
あとはRPGよろしく、道中襲いかかってくる魔物(大半が♀)や盗賊(こっちも♀多し)を倒してレベルアップを図ればいい。
次の拠点となる村か町を見つけるまでのサバイバル・レベルアップツアーはこうして幕を開けた。
リュートの思惑とは裏腹に、なぜかセックスばかりするハメになるのは、彼の生まれ持った運命であることは言うまでもないことである。

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