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剣の主
官能リレー小説 - ファンタジー系

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剣の主 195

自分専用のマ○コになると叫ぶミレルの言葉にゆっくり動いてたセイルであったが、次第に衝動に駆られ。
普段は大人しく激しく攻めれないセイルがミレルに自分の想いを激しくぶつける。
バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!バンッ!
「良いよ!ミレル!君は僕の物なんだから!君のマ○コは僕専用にしてやる!」
「アンッ!坊ちゃまぁ〜良いですぅ〜〜ミレルは坊ちゃまの物ですぅ!!」
「そうだ。もう君は僕の物だ。絶対に誰にも渡さないよ!」
「アッ!坊ちゃまぁ!!アァンッ!イクゥ!!さっきイったばっかりなのにぃ!!私またイっちゃうぅぅ〜っ!!!」
「ミレル!ミレル!…ウッ!!」
セイルは射精した。
…ビュクッ!ビュクッ!ビュクンッ!…
「あ…あぁ…ミレルぅ…っ!!」
「アァ〜〜ンッ!!坊ちゃまのオチ○チン!私のオマ○コの中でビュクビュクいってましゅうぅ!!しゅごのおぉ!!子宮に熱いのドクドク入って来ちゃってりゅうぅ〜!!」
ミレルはセイルの腰に両脚を絡ませてギュッと抱き付きながら射精を受け入れたのだった…。
「ご…ごめん、ミレル!あんまり気持ち良すぎて思わず中出ししちゃって…!」
我に返ったセイルは慌ててペ○スを抜く。
ミレルの膣口からドロッと精液が溢れ出した。
かなりの量である。
「はわわぁ〜っ!!ぼ…坊ちゃまの赤ちゃんの種が私の中にぃ!妊娠しちゃいますぅ〜!」
「は…早く掻き出して!今ならまだ間に合うかも!」
「無理です…もう子宮の中までタップリ……という訳で坊ちゃま!もしデキちゃってた時はキチンと責任取っていただきますからね!」
「せ…責任!?」
「はい、私を坊ちゃまのお嫁さんに…第二夫人にしてください」
そう言うとミレルはポッと顔を赤らめた。
「は…はい」
セイルも勢いで思わず頷いてしまう。
「てゆうか何で第二?」
「いや、だって第一夫人はアルトリアさんじゃないですか」
「な…なるほど…そういう事ね(僕とアルトリアが時々してるの気付いてたのか…)」
…とはいえ悪い気はしないセイルであった。
もともと姉妹のような存在であったミレルと夫婦になるのは仮定とはいえ妙な感覚ではあったが…。


所変わってここはイルシャ王国の最南端に位置する州ジャバル…ここはアル・ディーンが太守として治める地である。
太守(ベイレルベイ)は一州の行政・立法・司法・軍事を一手に担う州の統治者だ。
イルシャ王国の初期においては中央から任期付きで派遣される役人であったが、長い年月を経た現在では世襲の地方領主と化している。
アル・ディーンもまた彼の父(老齢を理由に隠居)から太守の地位を受け継いだのだった。
彼は今、困っていた。
「……」
「どうしたんです、ディーンさん?難しい顔して…」
執務室で一枚の羊皮紙をジッと見つめているアル・ディーンに彼の副官の少女ファティマが尋ねる。
この二人は幼馴染の間柄でもある。
「うむ…ファティマ、ひょっとしたら俺は…いやアル家は詰んだかも知れん…」
「ど…どういう事です?」
「実はヤヴズ・ジェムからこういう書状が来た。なぜバムとブム討伐の呼び掛けに応じて派兵しなかったのか…と厳しく問い詰めて来ている」
「そんな…ジェムの呼び掛けに応じて派兵しなかったのは我がジャバル州だけではないでしょうに、どうして私達にだけ…?」
「…どうも俺はジェムに嫌われているらしい。恐らく卒業試験の時の事を根に持っているんだろう。やれやれ…エラいヤツに目を付けられてしまったものだ…」
「暢気に構えてる場合ですか。このまま何の申し開きも無い場合は王家に対して謀叛の意思ありと見て王軍を差し向ける事も厭わない…って書いてありますよ?」
こんな時でも相変わらず悠長なディーンの態度にファティマは叱責する。
アル家が滅亡の瀬戸際なのに自分の主の暢気を通り越した図太さに怒らずにはいられなかった。
それでなくても、ディーンは慎重すぎる性格のせいで騎士学校時代一部の先輩や同級生かから『鈍牛』なんてあだ名を付けられ馬鹿にされていた。
ディーン本人は無視していたが、ディーンの聡明さを十二分に知っているファティマは悔しく仕方がなかった。
「ファティマ、お前の言うとおりだ。我等の故郷であるジャバル州を守るためには中央とはなるべく関わらない方が良いと考えたが、そうもいってられないな。王都に一度上洛するしかないな」
「賢明な判断です。今、王都の支配者であるヤヴズ・ジェムを敵に回すのは自殺行為ですからね」
それでも、ジェムに逆らうのは破滅の未来を避ける為にディーンは王都へ上洛するのを決意する。
やっとディーンが重い腰を上げてファティマはホッとする。

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