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勇者君とお姉様たち
官能リレー小説 - ファンタジー系

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勇者君とお姉様たち 17

「きゃあっ!ゆ、勇者様ったら…なかなか激しい方ですわねっ…」

「あ、ご、ごめんなさいっ!…つ、つい嬉しくて…」

まだまだ媚薬は抜けきらずチンポはかちかちに固いまま…引き抜くどころか射精を終えても、回復の泉の効果でか、元気なそれをずるりと引き抜こうとするアリューに対し、ごくりと生唾を飲みながらマユラはアリューの、筋肉のつき始めた腰に足をぎゅっと絡めつかせ、頬を赤らめながらも宣言した。

「その…それに…私も火をつけられてしまいましたから…火照りが収まりませんわ…どうか…もっと激しく、私を犯してくださいませ…」

マユラにとっては最高に屈辱的でもあるが…背徳的でもあり、無自覚なM性を引き出されてしまった肉体は、乳房を押し付けまだ幼い勇者に遠慮なく性欲をぶつけるように宣言した。

もちろんアリューもまだ媚薬は抜けきっていないし…聖女が自身に屈し、恥じらいながらもより身体を求め始めている…というシチュエーションには興奮しない訳もない。 


「ぼ、僕でよければ…マユラさんっ…その、満足させてみせますっ」

「あぁっ…逞しい…勇者様…アリュー様…どうか、このいやらしい牝に、お情けをっ…」

自身の欲望を認めてしまったことで枷のはずれたマユラはゆるゆると腰を振り始め、合わせるようにアリューも突き上げを行うが…その隅にいるレイナはつまらなさそうな表情と、サディスティックな視線を浮かべながら二人に近づき始めた。 



表情は冷静を装っているが、どう見てもその頬はむくれている。

「ふふ…面白そうねえアリュー君、でもぉ…お姉さんつまらないなぁ…だってせっかくアリュー君とマユラさんが変態種付けセックス三昧のハメハメ快楽に目覚めてくれたのにぃ…目覚めさせてあげた私は絶賛放置中なんだもの…めそめそ、やっぱり遊びだったのね?アリュー君、そのうちまた他の女も食い物にしていってひたすらハーレムを作るだけに終始して私なんかいらないのに何か本人だけ仲良しとか俺が男として誰よりも上とか考えてるハーレム作りを繰り返しちゃうのねっ!」

「そ、そんな具体的に話さなくても…ひゃうぅっ…んむっ…っふ…」

問答無用、とばかりに押し倒され、騎乗位になったアリューの唇をレイナはふさぎ、にゅるにゅるといやらしく舌を絡め始めながら、ディープキスを繰り返していく。

「んむっ…じゅるるっ…こんなに可愛いアリューくんっ…誰かになんか取られたくないんだからぁっ!ほらぁ、乳首だってこんなに弱いのにっ、見つけたのっ、あたしなんだからぁっ!!」


「ん゛ん゛〜っっ♪ん゛っ、んん゛っっ〜!??!」

レイナは涙を浮かべながらアリューの乳首をひっぱり刺激し、指ではじいては刺激し…その光景をやや困った様子で眺めていたマユラは、ゆっくりと勃起させられたアリューの乳首に軽くキスをした。 
初めは優しいキスから、次第にちゅうちゅうと吸い上げ、自らの乳首を吸いしゃぶり、甘く刺激したアリューにお返しをするように、遠慮なく歯を立てて…それこそ勇者、アリューに対するお返しと言わんばかりに甘く乳首を噛んで刺激していく。

「…泣かないでください、レイナさん…勇者様は…そう、私達シスターよりも深く、命を懸けて魔王討伐のために身を捧げる存在…ならば、き、共有財産も同然ですから…」


頬を赤らめながらも何とか味を覚え始めたアリューという男を二人のモノにしたい…その理由をひねり出し、二人の口を離させ、誰も悲しませたくない…日頃考えている思想を体現するように、にちゅにちゅと三人で舌を絡め合わせるようなベロキスを始めた。 
「んあっ…あぁっ…せ、聖女様は…それでいいの?アリュー君を独り占め出来ないんだよっ!そもそもアリューくんは私の彼氏だしっ!」

「んじゅるっ…ジュルルッ…構いませんわっ…貴女は泣いていますから…迷える神の子羊を救うため…私達は存在するのですから…」

男を知った聖女騎士の柔らかい瞳に偽りはなかった、少なくともレイナはそう感じて身を任せていた。 

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