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海の娘
官能リレー小説 - ファンタジー系

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海の娘 5

罰を受けると聞いた漁師たちはあわてて湖から上がると女神に向って土下座する。

「お待ちください女神様、王女を犯したのはわしらです。罰を受けるのはわしらだけにしてください」

「その通りです。王女様は被害者、罰を受けるのは酷といものです」

「なにとぞ御慈悲をを賜りたく」

漁師たちは自分たちのせいで王女に罰が下るのを防ぐために女神に必死の嘆願をする。
自分たちの欲望に駆られ王女を犯しただけでなく、そのせいで女神から罰を受けるなど堪えがたい話だ。

土下座する漁師たちを見てマリーナも慌てて立ち上がろうとする。

「お待ちください女神様、そのもの達は……ウグゥ」
だがマリーナは急にこみ上げた吐き気によって胃の中のものを吐き出してしまう。
吐瀉物が湖に落ちさらに汚してしまう。
これを見てマリーナは顔を蒼くする。
さらに湖を汚してしまったのだ。
しかし、女神の表情は変わらなかった。それどころかどこかこの状況を楽しんでいるような…。
「貴方はここに来た時、意識を失っていました。そしてこの男達は勇敢にもあのクラーケンを倒して王女を助け、そしてここが封印の島とは知らずに入りました。同情するべき点はいくつかあります」
その言葉に王女はまたも気絶してしまった。漁師達が慌てて駆け寄る。
「それでも王族でない者がこの水の中に射精した事は許される事ではありません…罰を受けてもらいます」
漁師達は身がまえた。
「まずはこの王女を対岸にある透明なドームの所まで運びなさい」
その言葉に漁師は視線を動かす。確かに向こう側に泡を地面に貼り付けた様な物があった。
漁師たちはマリーナを抱え上げると、ドームへと運び込む。
ドームへと近づくと、女神はマリーナをドームの中へ入れるように言う。
こんな得体の知れない所へ王女様を放り込むなど漁師たちはためらったが、従うほかに王女を救う方法は無い。
漁師たちは皇女をドームへと入れる。
ドームははマリーナを優しく包み込むこんだ。

「さて皆さん王女は今貴方たちの子を妊娠しています。そしてそのうちに一人が急速に成長しています」

漁師達は王女様が孕んでいることはうすうす気づいていたが、なぜ急成長しているのまで気づかなかった。

「このままだと王女も中の赤子も助かりません。そこで貴方たちにがんばってもらいたいのです」
「俺らに出来ることなら何でも言ってください。この命を懸けても良いです」
男たちは必死に女神の頼み込む。
女神は笑みを浮かべながら男たちは西字を出す。

「それなら貴方たち○ぽを突き入れ射精なさい。出した精液は王女と子供の栄養となります。もし栄養が足りなければ王女と子は死に至りますからね。そのことを念頭に置きながら励みなさい」
マリーナの腹は膨らみ始め、それにつれて顔色は悪くなる。

最早ためらう理由など無い、男たちはすぐさま自分のペニスをドームに突き刺し腰を振る。
そして次々と射精し、出された精液ははマリーナの中へと吸収されていく。

漁師達の献身な努力により、王女は臨月まで持ちこたえることが出来た。
臨月に達すると、ドームは二つに割れ、マリーナが中から現れる。
意識を取り戻したマリーナは、起き上がろうとするが腹が邪魔して起き上がれない。
自分の大きくなった腹を見て愕然とする。
だが直ぐに陣痛の痛みで我にかえる。

「マリーナよ、今度は貴方の試練です。本来ならあの湖で産むのが本来の習わしですが、そのお腹の子は正式な婚姻ではなく野合で出来た子。ここで産むのです」


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