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海の娘
官能リレー小説 - ファンタジー系

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海の娘 1

島国アクアリアス王国は人口一万人にも満たない小国であったが、諸国から“天然の城壁”と呼ばれるほぼ垂直にそそり立った岸壁と魔法によってコントロールされた海流に守られており、海上交通の要所に位置していながら、幾度もの大国の侵略を跳ね退けて独立を保っていた。
「ひ…姫様ぁ〜!!お…お止めください〜!」
「何よ〜!良いじゃないホセ〜!」
島の外れの岸壁の上に一人の娘が立っていて、それを召し使いと思しき老人が諌めている。腰まである豊かな黒髪を潮風になびかせた美少女。彼女は腰に巻き付けた小さな布以外何も身に付けていない。健康的に日焼けした褐色の肌も、同年代の娘達より二回りは大きな自慢の胸も、惜しげも無く陽光の下にさらしている。
彼女の名はマリーナ・アクアリアス。歳は十六。アクアリアス王国の第一王女である。
「えい…!」
次の瞬間、マリーナの両足が勢い良く地面を蹴り、彼女は岸壁の下の海へとダイブした。
「姫様ぁ〜!!」
崖の上から海に向かって叫ぶ老人に、マリーナは海上から笑って手を振った。
「ちょっと封印の島までひと泳ぎして来るわね〜!」
封印の島とはアクアリアス本島の沖合にある小島なのだが、実は王国にとっては非常に重要な島である。この島にある古い祠には海の女神が封印されており、それこそがアクアリアス近海の海流をコントロールして外敵の侵攻を防いでいるのだ。
老人はうろたえた。
「ああどうしよう…姫様に万が一の事があったら…」
その哀れな様子は地元の漁師達の目を引いた。
漁師の1人が話かける。
「どうしたんだ?そんなに慌てて」
焼けた肌に褌とねじり鉢巻き、手には黒いモリ。様々な意味で姫とは真逆な雰囲気があった。
「姫…いや、女の子が勝手に海に飛び込んでしまって」
漁師達は知っていた、この海域には奇妙なモンスターが出ると。出現しだしたのはつい最近の事なのでまだ公にはなっていない。
そんな所に女の子が飛びこんだらどうなるかわかったものではない。
3人の漁師達が声をそろえて言う。
「今からその彼女を追います!貴方はそこで待っていて下さい!」
三人の漁師は海へと飛び込んだ。

その頃、マリーナは…
「た、助けてぇ…!!」
彼女は運悪くモンスターに遭遇していた。
巨大な蛸の化物…クラーケンである。
幾本もの蛸の足が彼女の褐色の裸体に絡み付く。
唯一身に着けていた腰布はあっさり剥ぎ取られた。
足の一本が彼女の両脚の間に…そして未だ男を知らない蜜壺へとねじ込まれる。
「いやあぁ〜!!?や、やめてえぇ〜!!!」
マリーナは泣き叫んだ。
幸いな事に(?)処女膜はだいぶ前に自慰の最中に誤って破ってしまっていて無かった。
だがその蜜壺の中には自分の指よりも太い物は受け入れた事が無かった。
蛸の足は膣内を掻き回す。
「あぁぁ…!!?だ、だめぇ…!!!広がっちゃうぅ〜!!!」
マリーナは身悶えた。
だが蛸はそれだけでは飽き足らず更に奥…すなわち子宮にまで足を突っ込んでくる。
「ひいいぃぃ〜〜!!!?」
狭い子宮口が無理矢理こじ開けられ、蛸の足が子宮内へと侵入してきた。
しかしマリーナは恐怖と同時に快感も感じていた。

「おい!大丈夫か!?」
漁師達が来たのはその時だった。

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