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俺×ゲーム×ハーレム
官能リレー小説 - ファンタジー系

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俺×ゲーム×ハーレム 10

「まずはそんな錬金補助素材を集めるのさ。一つ一つ見て集め、使ううちに、どれが良い素材か見分ける目が養われる。さあ、採って採って」
「はい」

俺はウズギクに始まり、あれこれ素材を集めた。
なんか薬草っぽいのも混じってたが…

「そろそろ昼にするか」
「そうですね」

ヴェルカの言う通り、結構な時間が過ぎて昼になってた。
事前に買っておいた、肉と野菜のサンドイッチを二人で頬張る。

「意外と集まりましたね」
「いや、まだまだだ。あんまり高級な素材はなかったからな。しばらくは地道にやっていく必要がある」

俺としては結構集まったと思ったんだけどな…
それにしても錬金術師にはなってるけど、肝心の術はどうすんだ?
聞いておくのを忘れていた。

「ところで、素材集めても錬金術はどうやって覚えりゃいいんですか?どこかの師匠に付くとか…ですか?」
「そうだな……最初は本を読んで独学する奴が多いな。でも徹底的に学ぶには師匠に付くか、学校に入るかだ」
師匠や学校と聞いて、工房の頑固親父なんかが思い浮かんだ。
学校とも言ってたけど、魔法学校とか、そんな感じかな?

「師匠?なんか怖そう…おこると金槌が飛んでくるとか」
「おいおい、たまにそんなおっかないのもいるが、普通は単に厳しいだけだ」
「学校って…この世界にもあるの?」
「あるぞ。正確には魔法学校の錬金術科だな」

「どうすれば入れる?」
「一応、試験はあるらしいな。だが錬金術師も魔術師も、その後の勉強次第だから、意欲と学資が続くかどうかだ。ま、その前にお前は材料探しで錬金術師レベルを上げないと意味がないぞ」
「しばらくは地道にって事か」
「そうだな。食べてけなきゃ、勉強もできないからな。さ、そろそろ続きだ」

結局当たり前といえば当たり前の結論に落ち着いた。
俺はヴェルカの元、素材集めを続けるのだった。
日も傾きだした頃、俺は言った。

「もうそろそろ終わりにしないか?」
「そうだな。夜も近い。夜しか集められない素材もあるが、危険も大きいから今日はここまでだ」

俺たちは街に戻ることにした。

「ヴェルカ、この素材どうするんだ?」
「とりあえず錬金術師ギルドに登録して、買取だな」
「やっぱりギルドってあるんだ」
「そりゃな。傭兵とか、金細工職人とか、鍛冶に、盗賊まであるぜ。他にもいろんな職業別ギルドがあるな」

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