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ロイ――新世界を刻む者
官能リレー小説 - ファンタジー系

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ロイ――新世界を刻む者 26


ゴッコの唇がゆっくり余韻を持って、シスター・アンの唇を離れる。

「司祭の慈愛のお心が本物でしたら…わたくしを愛して頂けますか?」

シスター・アンが瞳をうっすらと開き、静かに尋ねてくる。

「シスター…シスター・アンティータム」

優しくシスター・アンの名前を囁くゴッコ。
そして…。
ゴッコは優しい微笑みの中に意外とも取れる男らしさを込めて…シスター・アンの頭巾を取り去る。

シスター・アンのプラチナの様に輝く銀色の髪が溢れ出た。

「御美しい…シスターの前では私もただの男になってしまう」

ゴッコが眩しげにシスター・アンの顔を見つめた。

「それが人間と言う物ではありませんか…そして…人々に真の救済を与えるのも人間ではありませんか」

穏やかな微笑みをたたえたシスター・アンの言葉。
その言葉にハッとした様な顔をするゴッコ。

もはやゴッコに躊躇いは無かった。

厳かとも思える手つきでシスター・アンの僧衣を脱がし去るゴッコ。


真珠の様に白くなめらかな肌。
陶器の様に形の良い乳房。
美しい曲線を描いたウエスト。
そして…やはり銀色に艶やかな陰毛。

シスター・アンの裸体はどんな神像にも劣らないくらい神々しく…そして美しいかった。

ゴッコはその白い乳房に顔を埋め…おのれの唇を使って愛撫を繰り返す。

シスター・アンは聖母の様な微笑みを浮かべゴッコの頭部を撫であげる。

いとおしむ様にシスター・アンの陶器の様な身体をまさぐり続けるゴッコ。

「あぁぁ…司祭…」

シスター・アンが熱い吐息を漏らし始める。
その声はまるで女神が奏でるハープの響きの様に美しく官能的であった。


ゴッコは優しい手つきでシスター・アンをテーブルの上に寝かせる。

シスター・アンは銀色の瞳に優しい光をたたえたまま天井を見上げいる。

ゴッコも自分の法衣を脱ぎ去る。
年齢の為の贅肉と弛みはあるものの。
宗教家らしからぬガッシリとした体格だった。

「いきますよ…シスター」

全裸になったゴッコがシスター・アンの上にのしかかってゆく。
そして…ゆっくり入ってゆく。

「はあぁぁぁ…」

シスター・アンが僅かに眉間にシワを寄せながら歓喜の声を上げる。

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