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中出し帝国
官能リレー小説 - ファンタジー系

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中出し帝国 66


レーセは顔をへの文字にして、如何にも同じ仲間を助けようとしているさまが見受けられた。

「うぅ〜ん…でもどうしようかなぁ…二人一緒か〜…」

(そこのロリっ子を解放さえすれば良いんですよ姫様!…そうすれば……あぁ…私、レーセは姫様との禁じられた園が待っているのに…あっ…やだ私ったら。さっきあれだけ濡らしたのに、もう湿ってきちゃった…)


ぶっちゃけ、もうどうでもいいような事で頬杖をついたルルを見つめて、色っぽい吐息を吐くレーセ。

「…………………………………。」

イリスはルルからいったいどのような命令が下されるのかハラハラしていた。

「………………………………………ねぇ、イリスちゃん。やっぱり私が貴女の分を引き受けます。」

しかし、一時の沈黙を破ったのは意外にもレーセだった。
とても心配そうに声をかける。

「ちょっ!?だからさっきも言った通り一緒に…」

「違うの。」


イリスからの反感を制止する。その表情は先刻とはうって変わり、深刻な雰囲気を醸し出していた。

「へ?…何が…」

「実は私、本日の午後から大切なお客様をお迎えしなければならなかったのですが……私が姫様に愚行をしたばっかりに、それが出来そうにありません。…………ですので、その役目はイリスちゃん、貴女に適任したいのです。お願い出来ませんか?」

日常では余り見せる事の無かった、レーセの真顔。
その表情から、イリスは嘘偽りはないのだと理解する。
「う…そ、そうね。それはしなきゃいけないかもだけど…でも、私なんかよりレーセが行った方がずっと良いわよ。嗜みだって私より上手なんだし。…ほら、それこそ私が代わりに受けるから、レーセは行ってきなさいよ。」

「いいえ。それこそ私は出来ません。私はイリスちゃんが好きです。だから貴女が苦しむ姿は見たくないんです。だから…行ってください。大丈夫です。私もすぐに駆け付けますので。」


神妙な物言い。
それに伴いイリスははっとした。

「レーセ、あんた……」

(つーか………わっかんないかな〜このガキは!分かる!?姫様の体は確かに外見上はイリスちゃんと同じロリ体型!…でもね、貴女と姫様は根本的に違うのよ!貴女は泣き虫だけど志だけはしっかり持ってるの!だけど隣の姫様は、ちゃんと抱きしめてあげないといつ壊れてもおかしくない……いいえ、私の…大事なご主人様なんだからぁ!…………………………………………性奴隷としての私の…そう。私は姫様の性奴隷な・ん・だ・か・ら♪エヘッ、エへへへッ♪)

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