中出し帝国 65
しどろもどろな発言を汲んだレーセは、不安げに答えた。
「い…良いんです!…もう……決めましたから。」
「…そっか。貴女は強いんだね。…じゃあ行きましょうか。大丈夫、人が集まりにくい場所知ってるから。」
「…は……はい!」
レーセの背中を追った。
それはもう、孤独の中に湧いた一筋の光を掴むように。
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(初めては…やっぱり痛かったけど、それからだんだん慣れてきたのよね、私。………でも、でも…………………………………………このやろぉ!ことごとく私の分の男を次々に取りやがってぇ!それも散々!…私に来てたのは枯れたふにゃふにゃばっかなんだもん!……あーーーーー!いらつく!あんなやつなんか…あんなやつなんかぁぁ!……って思ってたけど、やっぱり私にとっては恩人なんだよね。……はぁ)
そんなこんなで、現段階に至る。
ルルが、レーセとイリスに付けてある貞操帯の鍵を外す。すると、今の今までレーセと共に喘いだ原因であるバイブが抜ける。
それは二人の愛液でしとどに濡れていた。
「じゃ、イリスちゃんは解放してあげるわね。…そこのストーカーはまだ許さないけど。」
ルルは、わざとらしくキッと睨む。
「…え…えぇぇっ。姫様ぁ。まだあるんですか!?私、もうくたくたで……」
「あら?清楚で聡明なレーセ『ちゃん』には、やっぱりお辛かったのですか?」
敢えて、再度貴族スマイルを展開させたルル。ここまでの事柄を引き出した原因はたったの一言だったろうが、本人にはとても効いたらしい。
「ごめんなさい。」
(レーセ、腰がガクガクして辛いです。…でも、やっとこれで姫様直々に、私を虐めてくれるんですね♪…あぁ♪……)
「分かればよろしい。……じゃ、イリスちゃんは彼氏のとこへでも行ってきなさいな。」
話を振られたイリス。
しかし、返事は無かった。
「?………イリスちゃん、どうしたの。」
「いえ、姫様。お願いします!男の人達が姫様のお部屋で粗相を働いたのは、私の責任です!ですので私も一緒に罰を受けます!だから、その…レーセの罰はその分軽くしてください!」
(ええぇぇぇ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。……イリスちゃんと一緒?せっかく姫様にじっくり虐められる時が来たっていうのに。えぇぇぇ〜〜。)
「ん。分かったわ。じゃあ二人とも、覚悟してね。」