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中出し帝国
官能リレー小説 - ファンタジー系

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中出し帝国 61

(さ…あの二人は今どうしてるかしらね?)

ルルは、自室の前に立つ。部屋内部からは、かすかに快楽の喘ぎが響いていた。
ドアを二人に気取られぬよう、音を立てずに開放する。
二人が共に尻餅をついている光景が目に映った。

「ひあぁぁぁッ♪…ハァ…ハァ…姫様ぁ……レーセ、またイッちゃいましたぁ……。」

「ああぁぁっ♪…こ、こらぁっ♪…ぁ…あんた何やってんのよ!」

(つーかコイツ……さっきからイク前に『姫様姫様』ってうるさいわね!どんだけ姫様の事を溺愛してんのよ!)

イリスが頬を紅く染めながら荒い息遣いで怒鳴る。
対し、レーセは欲望が満たされた為か遠い目で嬉々としていたが、すぐにしょんぼりとなった。

「うぅ…だっ…だってぇ……立ち上がった瞬間に、私のにグ二ュッってめり込んでしまって…」


「そう。…なら同時に立ち上がる時、思いきり足を踏ん張りなさい。」


「そ、そうですね!イリスちゃん!もう一度ですっ!」
「分かったけど、ちゃんとやりなさいよっ!」


「「せーのッ!」」



息を合わせて勢い良く起立する二人。その反動の為か、食い込んで振動を続けるバイブが、より二人の膣内を突き刺した。

「んんんッ!ああああぁぁッ!…わ、私…またイッちゃった…」
「ひあぁぁ!もうダメぇぇぇぇッ!」

官能の響きがこだまする。身体を震わせ、膝に力を入れ、ふらふらながらもなお床に伏せずにいるので、その努力に拍手を送る。

「…はい、よく頑張りました。じゃあそこの壁にかけてあるモップを取りなさい。」


「…さっきからうるさいわね!アンタ何様………」
「イリスちゃんの言う通りです!私に命令して良いのは殿方か姫様だけなんですよ!……」

二人は、声の主に文句を言う為に後ろを振り返るとルルが立っていた。
余程の疲労のせいか、二人ともルルの声だとは認識できなかったらしい。




「「姫様(ですか)ぁッ!?」」

口を合わせる二人。彼女らの表情には、驚きと共に驚愕の思いが混じっていた。
ルルはリモコンで電源を『off』にする。二人とも、秘裂から愛液を垂れ流していたので、まともに会話ができないと悟ったからではないだろうか。


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