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中出し帝国
官能リレー小説 - ファンタジー系

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中出し帝国 42

幸せそうに笑うルルに、リズレアは相も変わらず冷たく言った。

「…けれど貴女、先程自分で『嫌われてる』っておっしゃいましたよね?」

「ええ。言ったわよ。……みんなは私を見ると明るそうに話しかけてくれるけど、腹の底では国を変えられもせずに生きてる私の事を絶対に恨んでる。けど、それでも私は、民の事…いえ、家族の事は嫌いになんかなれない。だって、家族なんですもの。血なんか繋がってなくても、一緒に居さえすれば、好きになっていけるから。」
「…そうですか。」

先程とは違い、今度はきっぱりと言い放ったルルから、人の上を立つ者としての考えを感じ取れたのか、リズレアは脱衣所へと向かった。



〜〜〜〜〜〜




ヴィィィィィィン!

「やあああぁぁぁん!…も、もうらめええぇぇっ!レ……レーセっ、もう数え切れないくらいイッちゃいましたぁ…」

ルルの自室では、喘ぎ声で埋め尽くされていた。その本人は、布一枚纏わない裸の状態で床にしっかりと縄で固定され、両手を腰にきつく縛られている。

足の方は膝の所で屈折するように、これまた縄で器用に括り付けられており、まさにM字開脚の形を成していた。
女性器があらわになったアソコには、透明な液体で濡れている『バイブ』が深く突き刺さり、強い振動の音を奏でている。
レーセの顔は、幾度となく昇天したせいか、口から涎がこぼれていた。

そんな時、ドアの向こうから足音が響いてくる。



「あぁぁ〜〜!また私やっちゃったよ。しくしく。しかも今度は姫様の目の前で!?…うわあぁぁん。……うぅ。……そ、それよりあいつは何処に行ったのよ?姫様の担当なのに、今日はまだ見かけないし。いつも姫様を悪く言ってる癖にはあのストーカーぶり。……絶対あいつレズっ気あるわよね。…あ!もしかしてあいつ、両方いけるタチなのかしら……それはそれで怖いかも。」

イリスだった。ルル達の着替えを揃えるなり、掃除用具を持ってルルの自室の所まで来たのである。
涙ぐみながらレーセの悪口を叩いていた。
イリスはルルの部屋の前に近づく。

「さ!あの馬鹿はほっといて仕事仕事!あんな奴なんか姫様にいたぶられとけば良いのよ。仕事を今日もほったらかしにし、て……?」

ドアを開けた。
まず目に入ったのは、床に縄で縛られた、あられもないレーセのご開張姿であった。
膨らんだ胸の突起はピンと張り、頬は紅く染まり、目がとろんとしていて、イリスが来た事すら気づいてはいないようだ。
『バイブ』の織り成す振動のせいか、ぱっくり割れたアソコから水滴が跳び、ドア先に立っていたイリスの顔に、その一部がついた。

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