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中出し帝国
官能リレー小説 - ファンタジー系

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中出し帝国 38


ルルは、リズレアにそっと笑いかける。リズレアにとってはおぞましかったらしく、怪訝な目つきをして後方に身をよじらせた。

「…ね?お風呂、一緒に入らない♪」

「…何故でしょう?」

突然笑ったルルに対して、リズレアの目つきがますます酷くなった。

「え?…だって、一人でお風呂に入りたくないし。貴女だって…」

「私に構わないで頂けます?誰か配下の者と共に入られればよろしいではありませんか。」


「それはそうなんだけどね…。」


何を思ったのか、ルルは服を脱ぎ始めた。リズレアは眉を動かすと、ルルが下着に手をかけ始めるとようやく疑問を口にする。

「…貴女は何をしているのです?ここは浴室ではありませんよ。それとも、この帝国の姫には、そういうご趣味があられたのですか?」

「…ん?…あぁ違う違う。貴女が裸なのに、私だけ服着てたんじゃ、貴女に失礼かなって思っただけよ。……よっと。」

ルルは、自分で女性器を守る最後の砦を足から通すと、リズレアと同じ格好になった。
「…軽蔑致しましたわ。王族ともあろうお方がそのような理由で、私に肌を晒すなど。………………………フフッ。おかしなお方ですこと。ウフフフフッ♪」

愚弄するなり、指を口に置き始めて笑みをこぼしたリズレア。

「まぁ……貴女の言う通り、どうせ私はおかしなお方ですわよ!ふん!…じゃ、私はお風呂入ってくるから。」

顔を横にそらせて拗ねると、ドレスだけ着込んで立ち上がるルル。

「あら?私と入るのではなかったのですか。」

対し、意外そうに尋ねるリズレア。

「えっ!一緒に入ってくれんの!?」


「構いませんわ。見る限り貴女も汚されているみたいですし、せっかくのご好意を無下にしたくはなくなりました。しかし、私の着替えは?」

「そうね〜、レーセはさっき私がヤッちゃってるし…ここから動いて男どもに見つかってもめんどくさいのよね。外に誰かいると良いんだけど…。」

ドアをそっと開けると、イリスが幸いにも近くを通っていた。
……しかし、何やら独り言をつぶやいている。


「やだぁ…ブルーノったら!『貴女の部屋をたくさんの花で飾り終えたら、イリスを抱かせて欲しい…。駄目かな。』なんて!やだぁもぅ!イリスは貴方を24時間1日中抱きたいんですよ♪ブルーノ!…ぁ………………………………。」


幸せモードに突入しているイリスは、部屋の中から二人の視線を面と向かって受けると、固まった。

「………………。」



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