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中出し帝国
官能リレー小説 - ファンタジー系

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中出し帝国 30


「あっ、んっ……はぁ……気持ちいいよ……」

 イリスは甘い吐息を漏らし、ブルーノの首に腕を回す。
するとブルーノの手はイリスのスカートへ伸び、中へスルリと潜り込む。

「あっ……そこは……」

「イリスさんの大事な所……濡れてます」

 恥らいを見せるイリスにお構い無く、ブルーノは秘所を指で撫で回す。
ブルーノが指を動かす度に、卑猥な液音が闇夜に響く。
それが2人の淫心を、否応なしに掻き立てていった。 

「ブルーノ……私、もう欲しい……」

 堪らなくなったイリスは、甘ったるい声で訴えかける。
ブルーノはイリスに塀へ手を付かせ、尻を突き出させた。
イリスのスカートを捲り上げ、ブルーノはその逞しい剛直を取り出した。

「では、いきますよ……イリス」
 振り向いたイリスが頷くのを見て、ブルーノはイリスに剛直を突き入れた。

「ぁんんっ?! こ、これぇ……!」

 イリスの肉壁を掻き分け、剛直が一気に最深部に到達する。
イリスは悦びに身体を弓反りにし、快感を露にする。
ブルーノはイリスの反応を見つつ、ゆっくりと腰を振り始める。
出し入れの度に、互いの肌がぶつかり合う音が闇夜の静寂に響き渡る。

「あんっ、あんんっ! もっとぉ……もっと突いてぇっ……はぁん!」

「くっ、イリス……すごい……」

 イリスもブルーノも、互いに快楽に身を任せ、一心不乱にそれを貪る。
荒い息遣い、肌のぶつかり合う音……想いを確かめ合うように、ただ響く。

「あくっ……私、もうダメ、かも……んうぅ!」

 肉壁を激しく擦り上げられ、イリスは限界に達してしまう。
ブルーノも同じなのか、腰の動きが細かく、速さを増す。

「イリス……! 膣内(なか)に……!」

「あぁん! ブルーノ! 膣内(なか)に、中に出してぇ……!」

 程なく、ブルーノの腰がイリスに押し当てられ、剛直が最奥へ捩じ込まれる。

「あぁあぁああ! イクぅ!」

「ぐぅっ……!」

イリスが絶頂に達すると同時に、ブルーノも果てた。
肉壺の最奥に、熱い精を思い切り解き放つ。
肉襞も、それをくわえ込むようにしっかりと離さない。

「はぁ、はぁ……イリス……愛してる」

「ありがとう……ブルーノ」

 繋がったまま、ブルーノはイリスの華奢な身体を後ろから抱き締める。
月の光の下、2人の愛が1つ、この悲しき国で結ばれた。


(良かったわね、イリス)

(全くでございます姫様!自惚れながらも、このレフノルデは姫様と…)

(…あれ?隊長の戯れ事はともかく、今姫様…普段と口調が変わってたような)

(気のせいですわよ♪)

二人の背後で、如何にもムードを台無しにしそうな者達がコソコソしていたのは、恐らく気のせいだろう。


「…ブルーノ、私ね…貴方の事いっぱい知りたい!…だ、だから…で、デートしたいの。…だ、駄目かな?」


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