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中出し帝国
官能リレー小説 - ファンタジー系

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中出し帝国 26


 手持ちぶさただった兵士が、自らの男根をリズレアに握らせる。
リズレアの豊満な胸を愛撫しながら、男根を手でしごかせた。

「ほらほら、こっちの手が空いてるでしょう」

 もう1人の兵士も、先走りに濡れたモノをリズレアの空いた手に掴ませる。

「んぅ……ちゅぷっ、はぷんっ…んあっ……んむぅっ」

 3人の兵士に奉仕するリズレアの瞳は、段々と虚ろになっていった。
あのまま人形のように、ボロボロになるまでリズレアは犯されるだろう。

(堕ちていく姫君……か) 

 ルルはドアの隙間から目を背け、リズレアと自分を重ね合わせた。
自分もリズレアと同じなのか。国の為、今日も無数の男に犯される。
自分はこのままで良いのだろうか?
反芻した所で、今は答えなど分からない。

 ルルは、部屋のドアを音を立てないように閉めた。
レーセにもシエラにもリズレアにも、そして自分にも、やらなければならない事がある。
ルルは自室に向け、急いで歩を進めた。



「…姫様?今までどちらに?」

自室に戻って来るや否や、ドアにつっ立っていたレフノルデに、少々冷たく質問された。
恐らくは、怒っているのだろう。結構な時間を待たされていたのである。

(…うーん、何て謝ろうかな?)

地位的には低い立場にいるとはいえ、待っている男をしばらく放置していたのだ。それも、もうそろそろ終わる時間帯まで。一人の女性である前に王族であるルルには、自国の者を無下にしてはならないという暗黙の了解があった。


また、接合令第11条にも記載してあるが、女性から男性を誘った場合、接合令が始まれば女性は必ずすぐにその男性と交わらなければならないとされている。
それにも関わらず破ってしまったのはルルの失態だった。

「…申し訳ありません。今私が何を申そうが、所詮は言い訳にしか過ぎませんわ。宜しければ、私に挽回の余地を頂けないでしょうか?勿論、本日のこの時間が過ぎても構いませんよ。それだけの無礼を働いたのですから、当然ですわ。」


「そうですか。…では、お部屋へお戻り下さい。今宵は5人程連れてまいりましたゆえ。」

「ありがとう。レフノルデ。頑張らせて頂きますわ。」

ルルの笑顔の影響により、強張った表情から急に柔らかくなったレフノルデの顔は、実に情けなかった。


「おぉっ?姫様、今までどちらに!」
「姫様〜、俺萎えちまったよー。」
「姫様ぁ、もうあんまり時間無いっすよ?」
「どうなされるんですか?」

一つ一つ浴びせられる苦情。それはレフノルデの部下達であった。


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