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中出し帝国
官能リレー小説 - ファンタジー系

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中出し帝国 27

「…申し訳ございま」
「皆の者聞いてくれ!姫様は今まで待たされていた分の時間、私達の相手をしてくださるそうだ!」

ルルが謝ろうとした瞬間に、レフノルデが感極まった声で部下を歓喜させた。

「えぇっ!姫様本当何ですか!?」
「マジ!?じゃあ今すぐヤろうよ!」
「ほんとっすか!?」
「おぉ!神は私達を見捨てでおいでではなかった!」
…と、次々に返ってくる声。レフノルデがルルの小さなお尻をすっと触り出すのを合図に、男共はルルに殺到した。

〜〜〜〜〜〜
腰まで届く紫のツインテールに、黒を特徴としたゴスロリメイド服に身を包んだ童顔の女性が、城の廊下を食器を運びながら如何にも不機嫌そうな様子でぶつくさ言っていた。

「…あぁ〜!あの色ボケ女め!な〜にが『イリスさんお願いしますぅぅ〜』よ!イラつく!自分の仕事放棄しといてそれは無いだろうがっつーの!………私あんまり貰えなかったのに…。まだあの、白くてくっさいの欲しかったのに…。いつもあいつばっかり。
あぁ!まじで馬鹿な男よりもムカつく!絶対いつかとっちめて、スマキのまま男共の檻にぶち込んで、ヒィヒィ泣かせてやるんだから!」
下を向きながら末恐ろしい事を大声でぶちまける彼女。
恨みだけでなく羨望もこませた陰口を叩くと、機嫌が回復したのか足取りが速くなった。

「…ぁぁん……。」

「…ん?」

(ここって姫様のお部屋よね?アレはもう終わってるはずなんだけど…今聞こえたのって?…まぁ良いか。)

浮かんだ疑問よりも仕事を優先させる為、ドアを開けた。
が……



「んぶぅぅ…んッ!?……あぁぁ…ひもひいい♪……ングッ!」

イリスはドアを閉めた。

(いけないっ、アタシどうかしてるよ。姫様が時間過ぎてまでこんな夜中に男共の相手なんかするはず無いのに。姫様が大人数で口とアソコを輪姦されてるさまが見えたなんてっ。よし、深呼吸だアタシ!……すぅ〜っ…はぁ〜。すぅ〜っ…はぁ〜。良し!これで幻覚は見えないはずだ!とぅっ!)

今度は勢い良くドアを開放したイリス。


……、イリスは硬直した。

ルルは男のイチモツを放して我慢汁を飲み込むと、口を開けた。
「イリスちゃん!?」
「あぁこれはその…」
「イリスちゃんもヤろうぜぇ?」
「おぉイリスではないか?一緒にどうだ?」



「……………………。」
返事がない。ただの屍のようだ。


「…酷い。」


「…えっ?」
ルルは困惑してしまった。
ルル的には、「いつまでシてんのよぉ!」とか言われると思っていたが、その類の言われようとはかけ離れていたためだった。それはこの男共とて同じ。

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