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中出し帝国
官能リレー小説 - ファンタジー系

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中出し帝国 3

ちなみに、何故女性限定なのかと言うと、明日は週に1度のアレが行われるからである。そんな状況に、ライオンの檻にウサギを一匹放り込むような真似などできない。
なにより、明日の分の体力が追いつかなくなるのが最大の理由である。

「レーセって、なんか人気あったけど…よもやここまでだったとはねー。そりゃいじめたくも……?」

「おぉ!これはこれは姫様ではありませんか!?おやっ?レーセがどうかなされたので!?」


(あちゃ〜〜……)
早速、毛むくじゃらなレフノルデ[つまりライオン]に見つかってしまった。

「…姫様はお優しいですなぁ〜。気を失ってるレーセを連れて来るなど、本当にお優しい。」

(鼻の下伸ばしながら言うなっ!)

「しかし、少し声を上げてくだされば私どもがすぐに駆け付けましたものを…。」

(そう言っていつも集団で女性一人をマワしてるアンタに言われたくない!)


このレフノルデという毛むくじゃら男は、一個小隊の隊長ではあるのだが………とにかく性欲が酷い。
性欲が強いのではなく酷いのだ。ルルも、1度はこの男に抱かれた経験もあるのだが、それはそれはルルにとって最悪な時間だったという。

股間にあるモノは小さい癖に、無駄に絶倫なのだ。

ちなみに接合令第11条には、『男が最低でも1度果てるまでは、女は決して相手を変えてはならない』とある。ルルはこの毛むくじゃらに出逢うまではそんなこと全く気にはしていなかったのだが、この男と相手になった時は精神的にかなり参ったそうだ。
こちらはイケないし、毛むくじゃらも我慢汁しか出さないしで、全く進展が来ず、そのまま時間が経過したらしい。


よって、一言で片付ければ女性にとって『迷惑な男』である。

「ささ、レーセは私が責任ん持って連れてゆきますので姫様はご自身の部屋へお戻りください。」

(信用出来ないわよっ!アンタみたいなオスの言う事なんか誰が信じるもんですか!)

「いいえ、構いませんわ?この娘はいつも身の回りの事を世話してもらっていますし、たまには私が世話しても罰は下りません。」
ルルはこの毛むくじゃらに悟られぬよう、いつもの貴族スマイルでかわそうと試みる。

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