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中出し帝国
官能リレー小説 - ファンタジー系

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中出し帝国 4

「いえいえ!姫様には明日頑張っていかねばなりませぬ上、そのようなご負担をかけてしまう訳には…。」
(しつこいわね!我慢汁の分際のくせに!)
ルルは眉間にしわを寄せつつも、応対に励む。

「いえ…あっそうですわ!私、明日は大人数で攻めてもらいたいのです。今日中に選りすぐりの男の選出をレフノルデ、貴方に一任致しますわ!」

毛むくじゃら………もといレフノルデは馬鹿なのか本能で生きているのか分からないくらいに顔を歪ませ、
「承知しましたっ!是非明日は私も加わりますので楽しみになさっておいてください!」
と、なんともスケベそうな顔で答えるのだった。

「えぇ。楽しみにしておくわ。」
そう言うとルルは偶然通りかかった他のメイドに、
「ちょっと!?レーセをアンタんとこまで連れ帰ってくんない?」
と押し付ける。
そしてさっさと今来た道のりを辿ってゆくと、途中でため息をついた。

(はぁ〜……どこかに可愛らしい少年はいないかしら。)

部屋へ戻りながら、妄想するルルだった。

(あ!ついでにそれが巨根だったら良いわね。言う事無しだわ。)

ルルの周りにいる男は自国のへたれ兵士と、精力絶倫で巨根だが、顔はいまいちなファウスト帝国の兵士だ。

明日はファウスト帝国の兵士たちもやってくるので、セックスは楽しめるだろう。
ファウスト人の人種的な特徴を挙げるとすれば、浅黒の肌と頑強な肉体、それに巨大なペニスだろう。

ファウスト人のペニスは赤ん坊の時から他人種に比べて大きく、ペニスを見れば、赤ん坊の父親が何処の国のものか、一目で判明できるほどだ。

遠くで赤ん坊の泣き声が聞こえてくる。
おそらくどこかで新しく生まれたのだろうか。
赤ん坊の声を聞くと、ルルは反射的に自分のお腹を触ってしまう。
そして、何故自分の腹は平たいままなのか、疑問に思うと同時に悲しくも思う。
レストリア帝室では、未だにルルに子が出来ない事が、密かに不安視されていた。

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