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中出し帝国
官能リレー小説 - ファンタジー系

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中出し帝国 2


「だけどアンタは苛つかないの!?…そりゃあ、私の国がまだあの法を取っ払ってないからって、こんなに侮辱されたままでいるのはおかしいわよ!それに、アレは一日中じゃなくてたったの3時間だけにするって改正されたの!」

ムキになって口論するルルに、レーセは哀しんだら良いやら笑ったら良いか分からない表情で笑う。

「あはは……。でも、姫様?この国はファウストの裏の国とも言われておりますし。……それに、私は立場上カラレスから売られてきた事もあります。……姫様のおっしゃるアレも、ここに来てからだいぶ経ちますが、全身にかけられるのはちょっとまだ…慣れませんので。」

途端に苦虫を噛み潰したような顔になるルル。
姫という立場の人間でも、やはり男の忌み者になるのは当たり前らしい。

「それは…私も少しイヤね。上と下の口だけなら普通にキモチ良くなれるけど……変な奴は足の裏とかにかけるからね。?」
「足の裏におやりになる方もいるのですか?」
ルルの話を聞きレーゼはそんな変態がいるのに驚く。
「そういう奴がいるのよ。せめて可愛らしい少年とかならお願いされたら考えるけどね。正直、さすがに私よりかなりの年輩でもそんなことする奴がいるのよ?ゾッとしちゃうわ。」

少し首を傾けたレーセは、意外な様子で問う。



「もしかしたら、国土交通を取り仕切るアラドヴェーテ・フォント様の事ですか?」

ルルは首をブンブンと横に振った。

「違うわ……有り得ないと思うけど、帝国騎士団の団長よ。」

「…え?えっと……い、今なんとおっしゃいました?」

「だから、帝国騎士団団長のガレアセル・トゥラーズよ。アイツ、私に『ママー!僕におっぱい飲ませてー!』って、赤ちゃんプレーしてくるのよ!?信じらんない!」

よほど、その時のシチュエーションがルルにとって、最悪と言わざるを得なかったのだろう…。

自身を抱きしめながら鳥肌を立てるルルは、
「嘘です………あのお方がそのような…」とつぶやきパタリと倒れるレーセを見た。

「ち…ちょっと!コラ起きなさい!」

〜〜〜〜〜〜

「あーもう!どうしてこの娘はこんなにウブなのかしら!?」

気絶して夢の中へ入っているレーセの肩を背負い、誰か他の女性はいないものかとメイド室まで歩いていたら、ついに痺れを切らしたように悪態を付いた。

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