PiPi's World 投稿小説

ダンジョン王の日記
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 59
 61
の最後へ

ダンジョン王の日記 61

713年1月31日 雪
今日も雪は降り続き、外は銀世界だ。
カジノの乱数魔法の設定を予定通りに引き締めたが、それでも多くの客が楽しんでくれている。
これなら時々乱数設定を緩めるだけでしばらくはやっていけるだろう。
今日は不当課税の証拠探しの傍ら、カルメラを抱いた。
久々に抱いてあげたのでカルメラとともに楽しめた。


713年2月1日 晴れ
今日は石化ヴァルキューレに念話で話しかけてみた。
時間の感覚を狂わされたヴァルキューレにとって、体感で2500年ぶりの会話である。
流石に反省していたのか、私の声を聞くと必死に許しを乞うてきた。
精神状態を魔法で調べてみると、精神崩壊一歩手前という結果。
これ以上の放置プレイは危険そうなので、一端石化を解いてやることにした。
以前のように奇襲されないよう距離を取り、泉の側の岩影から恐る恐るヴァルキューレの石化を解く。
なんだか魔人の封印を解いた時とデジャヴュである。
石化から解放されたヴァルキューレは感極まったのか号泣し、泣きじゃくりながらも膝を折って私に恭順を示した。
次また歯向かったら一万年間石化だと念押しすると、ヴァルキューレは震え上がって絶対服従を誓った。
どうやら石化している間にバッチリ改心したらしい。2500年の間に、お高いプライドも粉々に砕けたようだ。
大昔に神の使いと信仰されたヴァルキューレを部下にできるとは、何とも気分のいい話である。
今日はほくほく気分で眠りにつけそうだ。


713年2月5日
今日はカジノオープンから初めての完全休業日である。
表向きはとても繊細な魔道具の点検、修繕だが(まあ実際にはその意味もあるが)裏向きはVIP客の為の特別ショーの為だ。

今日の主役は勿論、今日が復帰戦であるヴァルキューレだ。
しかし、今回は賭けの方法がかなり特殊で、客の層も相まって一度に動く金が半端ではなくなっていで
それだけ、今回のショーに対する期待が高い事が伺える


余興が終わり、ヴァルキューレが入場すると、会場は割れんばかりの熱狂に包まれ、会場のボルテージは最高潮に達した。
先ず、ヴァルキューレの服装がおかしかった。
普段の清楚で肌の露出の無いロングスカートのドレスアーマーではなく
生足が艶めかしく見える超ミニスカートのゴスロリ風のアーマーであり、少しでも動けば、その薄い布切れの下のこれまた紐にしか見えないような下着が露わになってしまう。
胸元もばっちりと開いていて、ヴァルキューレの揉みしだきたくなるような果実が顔を覗かせていた。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す