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ダンジョン王の日記
官能リレー小説 - ファンタジー系

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ダンジョン王の日記 58

713年1月6日

今日もカジノは大盛況だ。急激に当たり倍率を減らすと客にそっぽを向かれるから乱数魔法で今日もやや赤字になる程度に倍率を調整している。

闘技場は昨日以上に盛り上がっている。フライング・サーベルタイガーなどの獰猛な魔物たちの激戦に観客は熱狂し、当たり外れに一喜一憂している。

名目上の経営者であるニナは黒スーツ姿で大口客や身分の高い客に今日も挨拶している。

そんな様子を私は私専用の執務室から映像投影魔法で見ていた。

執務中にも時々スタッフが入ってきて報告を入れたり指示を求めてやってくる。
「商人の心得」を持たせたニナでも裁ききれる用件ならニナが裁くのだが今は重要事項に関してはまだ私が裁くことにしている。

執務席の中では、私が気持ち良くなっていた。
メイドカルメラが机の中で私の上に跨り、私と交わっているのだ。
声や音を出さないように腰を動かし、時にはその最中にスタッフが入ってきて私と話をする。
誰かが来るたびに恥ずかしさかカルメラの締め付けが強くなるのは面白い。
最近カルメラはこうして私に身体を開いても反抗的な眼をすることも無くなってきた。

私とのHが、私の魔力容量が底上げされるだけでなく自分にもイイ効果があるとわかったからだろう。
私のような高位の男性魔術師とHした女性は、膣内射精によって魔力が補充されるからだ。
長いこと封印されていただけにご無沙汰だったせいもあるのだろうけれど。
こんなイイ女を独占できる我が身の幸せを喜ぼう。
ちなみに、魔族であるカルメラの姿をスタッフ達には見られないように注意している。
カルメラは美しすぎるし、今のままでは弱すぎるから、闘技場などに出したり有力者に献呈したりするつもりは無いからだ。

結局今日は、机の中に隠れて腰を動かすカルメラの中に7回射精した。


713年1月7日 晴れ

まだ倍率をやや緩くとったまま、カジノを運営している。
客寄せの為の赤字覚悟の設定だが闘技場の収益で一応黒字になっている。ありがたいことだ。

執務室で投影魔法に写るカジノの模様を見ていると、色々な客がいる。
スロットのような確率論の賭けで負けて悔しがる客。

カードコーナーでは、でかい手ばかり狙う客、計算しつくした狡猾さで正確に当てようと狙ってくる油断のならない客。

治安には気を使っているから暗黒街の連中が我がカジノに手を伸ばしてくる気配は今のところ無い。
まだ様子見なのだろう。


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