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ダンジョン王の日記
官能リレー小説 - ファンタジー系

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ダンジョン王の日記 23

712年7月30日
今日はシェルリエのお腹の中の卵の産卵予定日である。あれから一度も会いに行かなかったが、シェルリエを見に行く事にした。

独房の扉を開けて早々に、全裸のシェルリエからナイフのようなもので襲撃を受けた。
服のスライム対策だろうが、思い切ったことをしたものだ。
私は護身用に空間歪曲魔法でマントに潜ましていたスケルトンでこれを楽々迎撃、彼女は無様に押さえつけられた。


このマントは初期メンバーのスケルトン達と各種薬、武器などが収められており
対魔法・対衝撃・対異常などなどの様々な効果を付与された私の傑作の一つである。
欠点と言えば、私しか出し入れが出来ない(ある種の長所)のと生物が入れられない所だろうか

さて、改めてシェルリエを見てみると、その腹は下腹部がポッコリと膨らんでいて、前見たときより大きくなっている
彼女は相変わらず私を睨んでいるが、前より覇気が無く、所々に怯えが混じっていた。
「このお腹は何?あなたは…私に何をしたの?」


その声は僅かに震えていた。
「何って?見て解らないか?感じないか?君は子を産むんだ。異形の子を…ね」
シェルリエは突きつけられた事実に、ショックのあまり呆然としていた。
または、頭のどこかでは解っていたのだろう。否定したい事実を私に肯定され、心がへし折れたのだろう
だが、私はここでシェルリエに追い討ちをかける
「さて問題だ。君は何を産むでしょう?正解したらここからだしてやってもよいぞ」

いきなり出題された問題にシェルリエは答えられない。驚いて答えあぐねている内に私はとっとと会話を進めてしまう
「タイムオーバー、不正解だ。さて、不正解したシェルリエ君には罰ゲームを受けて貰おうか」
私は抗議の声を上げる彼女を無視し、スケルトンに命じて彼女を独房の外へと連れて行った。
場所は大牢獄の前、鉄格子の向こうには沢山の囚人が密集していた。彼らは突如現れた女を前に騒ぎたてる


服を着ていないシェルリエは小さな悲鳴をあげてうずくまり、体を隠すが、後から付いて来た私はスケルトンに命じて彼女を無理矢理立たせる。
そして彼女の膨らんだお腹に手を当てて、魔法を唱える。すると直ぐに彼女は産気づいた。

ここの天井にはこの日の為に作らせた力み用の縄が垂れていて、彼女にそれを掴ませ、彼女は陣痛のあまりの痛みにその縄にしがみつく

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