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ダンジョン王の日記
官能リレー小説 - ファンタジー系

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ダンジョン王の日記 20

まあ当然の事ながら彼女の返事はNOだったが、そんな彼女だからこそ、今の主から鞍替えさせるのは一筋縄ではいかないだろう
現に今もずっと私を睨みつけ、紅茶用のコップを割った破片をナイフ代わりに私を威嚇している

肩に掛かる金色の髪の下の素顔は素直に美しいと感想を抱ける程、細く整っていて、あのエルフの女王のミィーナにも引けを取っていない。
ミィーナが深窓の令嬢とするのなら、彼女は戦場の戦乙女で、尖ったナイフのような魅力がある

そんな彼女をよく見ると、頬は朱に染まり、若干太ももをもじもじさせている
原因は直ぐに察する事が出来た。否、その原因を作った私なのである。
私は食事を担当するスケルトンに料理に媚薬を混ぜるように指示をしていて、彼女が捕虜となってここに収容されてからずっと媚薬漬け状態なのだ。
彼女は当然、媚薬が盛られていることに気付いているだろうが、自殺防止の魔法が断食を許さないので、泣く泣く食べ続けているのだろう

私はこの状況でシェルリエがまだ私を睨めつける事が出来るなぁと感心し、なおのこと彼女が欲しくなった。

近づくと刺すぞと暗に脅している彼女にそのまま近付くような事はせずに、私は指をパチンと鳴らし、仕込みに命令を与える
すると、彼女のドレスが蠢き、彼女は可愛い悲鳴を上げて、地に伏せる。
前もって、彼女の衣服にはスライムが仕組まれていて、私が命令をすれば彼女の全身に這いずり周り、全身を愛撫するようになっていた。

シェルリエは私を卑怯者と罵ったが、私から言わせれば、前のスケルトンと言い、今回のスライムと言い、少々迂闊過ぎでは?と言いたくなる
スライムは無機質な動きで蠢き続け、しばらく続けると、はじめこそ声を押し殺してたシェルリエだったが、媚薬漬けにされた体は、その快感に抗う事が出来ずに、だんだんと声が漏れ始め、しまいには艶のある嬌声を隠すことが出来なくなった。

スライムの愛撫に翻弄され、彼女の周りはスライムが吸収仕切れなかった愛液で水溜まりになっていた。このまま続けても良かったのだが、本題は別にあるので私はまたパチンと指を鳴らす
するとスライムが一際激しい動きをし、シェルリエは大きな悲鳴をあげ、逝き果てた。

私はぐったりとしているシェルリエのドレスを脱がし、ベッドに放り投げる。彼女は肩で息をし、下着に潜むスライムに軽く逝かされながらも、なお私の事を睨むのを止めなかった。


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