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ダンジョン王の日記
官能リレー小説 - ファンタジー系

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ダンジョン王の日記 16

先ずは様子見の炎弾を飛ばしてみる。すると女騎士は臆せずに突っ込んできた。
炎弾が女騎士に触れ、爆発したが噴煙を突き抜けて女騎士は私に近づいてくる
私は炎弾が女騎士に触れるその寸前に打ち消された感触を感じ、女が魔法剣士であることを悟り
愛剣を抜いて応戦する。何回か撃ち合いをし、相手は風の魔法を使うことが解った。


ならばと、私はあえて相手を風属性の魔法が得意とする間合いまで突き飛ばした。
敵は好機と観たのか、詠唱魔法を唱えて一気に勝負に出た。だが、私はそれを目の前にして何もしない、なぜならもう勝負はついているのだから……

敵は詠唱魔法の為に精神集中をしている。私は念話であらかじめ仕掛けていたトラップ達に指令を与える
女騎士がストームカッターの魔法を撃とうとしている時に、地面から6体のスケルトン兵が飛び出して女騎士を羽交い締めにしたのだった


女騎士は当然の事に驚き、精神集中が解けてしまったため魔法が不発となってしまった。
そしてスケルトン兵に抑えつけられ、抵抗を封じられてしまう。私はそんな女騎士に近付いて、魔封じの首輪をかけ、眠りの魔法で眠らせる。お楽しみは洞窟に帰ってからタップリとする事にしよう
ポチ達の方を見ると、丁度ポチが男の喉笛に噛みつき、留めを差す所だった。
暗黒兵の方を見ると、上半身と下半身が真っ二つにされていていた
どうやら負けたらしい、後でお仕置きである

スケルトンの大軍の方も、ぞろぞろと私の元へと集まってきている
スケルトンの大軍には、敵を必ず皆殺しにしろと命令を送ったため、向こうに生存者は居ないだろう。
万が一の為にエルフ達に確認に行かせ、私は洞窟へと帰っていった。


スケルトン達を誰にも見つからないように少しずつ洞窟に戻し、無事に全員が洞窟に着く頃には日が暮れていた。
最後にエルフ達と洞窟に入り、その後の処理をエルフに任せて私は暗黒兵を部屋に呼んだ

暗黒兵が部屋に入ってきて、なぜかポチまで付いて来た。なんとも「あの時はペアでの戦いだから
暗黒兵の責任は私の責任でもあります。だから私もお仕置きをしてください」との事だ。

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