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ダンジョン王の日記
官能リレー小説 - ファンタジー系

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ダンジョン王の日記 14

話を戻すと、エルフ達の為に怨念のこびり付いた洞窟の1フロアをなるべくエルフ達の住処の泉に近付ける作業に明け暮れていたのである
一日中頑張ったお陰で、大分(エルフ達が)住みやすい環境に出来たと自負している。

追記
そういえば図書館から借りパクした国政の本によると、近々姫将軍の国で戦争が起きるらしい


なにやら姫将軍は貴族に対して強く搾取をしていて、反姫将軍勢が……つまり貴族勢が一斉に反乱をおこしたらしい
私としてはこのまま姫将軍にやられて貰いたい所だが、あの姫将軍がやられる未来が予想できないので、きっと姫将軍が勝つだろう
そもそも勝算なしで姫将軍が貴族から搾取をする訳がない
712年7月9日
3日前に始まった反乱はものの見事に姫将軍の勝利であった
そもそも貴族勢は民衆から搾取をしていて、今回の反乱に貴族勢の味方はいなかった
逆に姫将軍は民衆からの絶大な支持を受け、あれよあれよという間に志願兵が大量に集まり
最終的に反乱軍との戦力差は100倍となっていた
結果的に反乱は、初日の本隊同士の衝突で終了したようなもので
残りはほぼ、残党処理であった。
つーか100倍はネーヨと思わず突っ込んでしまう程、宿敵の強大さを目の当たりにして、尚一層やる気を高めた


さて、本題に入ろう
今日は久しぶりに遠出をした
場所は当然、戦争で本隊同士がぶつかり合った野原である
流石にトロル達を連れてくる訳にもいかないので、メンバーはポチとエルフの精鋭達に暗黒兵とスケルトン達だ


なぜ、私がこの場に来たかと言うと、スケルトンの増兵の為だ。この場は修羅達の怨念が渦巻いていて、暗黒の魔法には打ってつけだった
更に、この者達はほぼ皆、姫将軍に恨みを残して逝った者達である。
つまり洞窟で私に恨みを残して逝った者を私が使役するより、姫将軍に恨みを残して逝ったコイツ等を使役する方が成功率が段違いなのだ。


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