5大聖龍とその女達 7
アレスはそう思いつつ、じっくり時間をかけて少女の胸と股間以外の部分をいじくり倒した。
少女は気持ちよさそうに声を上げるが、やはりそこを触ってほしいのだろう、焦れた表情でアレスを見ている。
その顔を見て、アレスはようやく胸に手をかける。
「ああっ・・・!」
思わず少女の口から歓喜の声が漏れる。
だがアレスはここでまたもや待ったをかける。
胸に触れるか触れないかの微妙なタッチで少女の胸をなでる。
「はぁっ・・・いいっ。いいよぉ・・・ッ!」
それでもやっと胸に触ってもらえた少女は、うれしさのあまり、ついポツリと本音を漏らす。
そして股間も同じようになぞるように愛撫され、少女は適度な快感に身を任す。
慣れ始めた頃合を見計らい、アレスは秘裂に指を入れたり胸をゆっくりもんだりと少しずつ与える快感を増やしていく。
今すぐにでも襲いかかって思うままに精を吐き出したいのをこらえながら。
そしてアレスは永遠とも思えるつらい時間を乗り越え、ついに本番へと入ろうとしていた。
「ハアッ!ハアッ!ハアッ!」
快楽に慣れさせるためにイカないように散々弄ばれた少女は、息を荒げて興奮と期待のまなざしでアレスの剛直を見つめている。
それを見たアレスは、ようやくスッキリできそうなことに油断して、つい自分本来のペースで挿入した。
ズドンッ!
「かはっ・・・!?」
「ハッ!?し、しまった!」
少女の反応に、アレスは思わず自らの失敗を口にした。
アレスの一撃を受けた少女は、強烈な衝撃にビクビクと痙攣する。
秘裂からは一筋の鮮血を流し、悲鳴も上げずに痙攣することから、それが決して快楽だけによるものでないことは容易に想像できた。
とは言え、ここで引き抜くこともできない。
性交の痛みだけが記憶に残ってしまうからだ。
アレスはやむなくそのままの状態で、少女が正気に返るまで待ってやることにした。
やがて破瓜の痛みが薄くなってきたのか、瞳に生気が戻り、少女が怨念がこもった視線をアレスに向ける。
さすがのアレスもこれには謝るしかない。
「あー、その・・・すまん。
優しくしてやるつもりだったが・・・我慢できなかった」
「・・・言うべきことはそれだけか?」
だが少女の怒りはなかなか治まらない。
バツの悪くなったアレスは、ゆっくり抜き差ししたり小刻みに腰を動かしたりして、少女を黙らせることにした。
「あっ!?こらっ!?こんな、こと・・・でぇっ!?我、ああンっ!?」