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5大聖龍とその女達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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5大聖龍とその女達 1

俺の名はアレス。
アレス・グラン・フォーラルドだ。
俺は今旅をしているのたが、困っている。
何故なら、今俺の目の前で女が、しかも裸で倒れているのだから。

事の経緯は数日前に遡る。
今俺達のいる世界は数年前からゾーマという、暗黒大帝によって支配されている。
ゾーマの力は強大で、人の心の中にある悪の心を増幅させ、人をモンスターへと変化させる能力をもち、次々と町を支配していった。
俺は今年で19になり、ゾーマを倒すべく、旅に出る事を決意した。
だが、俺は村では一番強いが、世界に出れば俺の実力なんてものはたかがしれている。


そこで村長の提案で、村から少し離れたところにある『試練の山』へ行くことになった。
俺の村では『試練の山』に入る者は、神から試練を与えられ、その試練を見事制覇すれば、神から特殊な力を授かる事が出来るという言い伝えがある。
その中には剛力の力、神速の力などといった人間離れした能力が数多くある。
しかし失敗すれば、神の裁きによって命を落とされる。

さらにここ数年、山に入る者は激減している。
理由としては、平和な時が続いていたため、山の言い伝えは時と共に忘れ去られていったのからだ。
だがそんな事はどうでもいい。
俺は村を離れ、山へと向かった。

とまあ、ここまでがここに来るまでの経緯だ。
あとここに来る途中、ゴブリンやメローム(獣系モンスター)に出くわしたが、全部蹴散らしてきてやった。

俺は目の前に倒れている、女を見つめた。
髪は金髪で長くまとめられており、顔は小さくて可愛い。
体型は全体的に肌は白く、年齢的には10歳くらいといったところだろうか。
だが、それに似合わないくらいの爆乳を、この女は持ち合わせていた。
普通の男ならこの女を見たら、すぐ犯すだろう。
だが俺の場合、一刻も早く試練を受け、ゾーマを倒さねばならなかった。
そして俺が女の前を横切ろうとしたその時、女はゆっくりと目を開けた。

女(少女)は何やら神々しい雰囲気で、虚ろな蒼い瞳を俺に向けた。
「汝……力を求めたる者か……」
少女とは思えない口調で喋り始める。
「あっ、ああ………そうだが、お前は何なんだっ?!」
「我は……『聖龍の剣』なり………汝、力を求めたる者か……」
俺はその少女の神々しい雰囲気と口調に圧倒されていた。
「ああ、お前が力とやらをくれるのか?」
「それは汝次第……まず我の手を握るがよい………汝が『聖龍の騎士』たる資格あるか見ようぞ……」
俺は半信半疑ながら少女の手を握ってみる……すると、俺と少女の身体が光り輝きだしたのだ。
「……汝は、聖龍の騎士たる資格がある……ここで出会ったのも運命であろう。我、聖龍の剣の力授ける故、契約の儀を行うがよい……」
契約の儀?………俺がそう聞き返すと、少女は表情を変えず言った。
「この身体の秘裂を、汝の男恨で貫き……精液を膣内に放つがよい」

「はぁあ!? んな事で力が手に入るのか?」
「ほおぅ、たいした自信だな。だが勘違いするな? 汝と同じ台詞を吐いて我を物に出来なかった輩は数多くいるんだぞ」
俺は少女の言葉に反論出来なかった。
奴の言葉には力があり、それと同時に見えない何かに体を縛りつけられた感じがする。
「我を昇天させる事が出来たのならば、汝に聖龍の騎士の資格を与えようぞ。但し、出来なければ汝の待つ未来は……死だ!」
「な、何!?」
「当然だ。聖龍を従えるのだぞ? このくらいの代償、あって当然だ」
俺は急に足が震える。
「死」という言葉に、俺はまだ見えぬ恐怖さを体全身で感じたからだ。


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