5大聖龍とその女達 6
「・・・いい度胸だ。まぁ、これくらいで根を上げられたらこっちも困るんだけどな?」
アレスは笑いをかみ殺しながら、少女の右手を自分の剛直に導いた。
固くいきり立つ肉棒に触れ、少女は『ひッ・・・!?』と息を呑む。
「こっちはまだ一度も出してないんだ。
いくら試練だからってそっちばかりイカれちゃかなわねえ」
「うっ・・・」
図星を指されて、少女は言葉に詰まる。
確かに少女は試練のためにアレスと床を共にしているのだ。
相手に言いように弄ばれるのは問題があるだろう。
「わ・・・わかっておる!お、おぬしこそ膣内に入れる前に達したりするではないぞ!?」
少女はそう言うと、おずおずとぎこちない手つきでアレスの剛直をしごき始めた。
あまりにぎこちない動きだったので、思わずアレスは少女に尋ねる。
「・・・おい。他の挑戦者たちにはこういうことしなかったのか?」
「う、うるさい!我も久々のことで緊張しておるのだ!」
「・・・あー、そうですかい」
アレスは確信した。コイツは処女だ。
見るからに気位の高そうなコイツが、資格のないヤツに身体を開くとは到底思えない。
そもそも信じるものもいないとか言ってたから、きっとここに来るヤツ自体いなかったようだし。
・・・だったらなおのこと、いい思い出になるようにしねえと、な!
「んっ!?ぐっ・・・はっ・・・・・・んあああぁぁぁ〜っ!?」
そう思ってアレスは再び少女にディープキスをする。
少女は負けるものかと快感に耐えながら手コキの速度を上げるが、彼をイカせるよりも早くイッてしまう。
絶頂の快楽でピクピクと痙攣を繰り返す少女に、アレスは耳たぶを甘噛みしたり首筋を舐めたりして少女の身体を快楽に慣らしていく。
それは徐々に下へ下へと下がっていき、ついに第一の性感帯である胸に到達する。
「んっ、あ・・・っ!?」
触ってと言わんばかりの期待の声が上がる。
しかしオレはそこには手を出さない。
胸をパスして腹、背中とどんどん下へと下りていく。
そして今度は股間に触ろうとして・・・太ももを愛撫する。
「あンっ!こ、こら、き、さまぁっ!」
「ん?何だ?どうかしたか?」
「〜〜〜っ!!な、何でもないわッ!」
オレがすっとぼけて答えてやると、少女は顔を赤くしてそう答える。
ホントに意地っ張りだな。
まあ、快感に慣れてもらうための準備運動だ。
触ってと言ってもすぐに触るつもりはないが。