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5大聖龍とその女達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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5大聖龍とその女達 56


「悪い悪い。でも文句を言うのはまだ早いぞ?」
「な・・・に?」
「言ったろ?しっかり気持ちよくさせてやるって・・・なっ!」

アレスは今までのことを軽く謝罪すると、猛然と腰を突き入れ始める。
激しく力強いストロークに、一突きされるごとにラムサは歓喜の悲鳴を上げて悶える。

パンッ!パンッ!パンッ!

「ひぐッ!?あぎッ!?ふあッ!?あおぁぁあッ!?」
「まだまだっ!根を上げるのはまだ早いぜっ!?」

アレスは突き上げるのをいったん止め、ラムサの足首をつかむと、ぐるんと180度回転させる。
さんざんよがり狂わされたラムサは抵抗することもできず、正常位から後背位に体位を変更される。

「ひぐうぅぅっ!?」

繋がったまま体位を変えたことで、刺激されるポイントが変わったらしい。
ラムサはプルプルと快感で身体を震わせる。
さすがにこのまま突き入れるのはかわいそうなので、落ち着くまでしばらく待ってやる。
するとラムサは羞恥と怒りで顔を赤く染め、再び文句を言い始めた。

「こ・・・このっ、たわけがっ。
 我を、あンっ、一方的に攻める・・・とはっ、くっ・・・何事じゃっ!?」
「悪い悪い。山でさんざんヤッた時の感覚が抜けなくて、な。
 まだうまく加減ができねえんだわ。
 それもこれもオマエがかわいすぎるからってことで許してくれ」

その言葉、にラムサは顔をさらに赤くして反論する。
どうやら突然自分のことをほめられたことで、少し動揺してしまったらしい。
あんな辺鄙な山でずっと1人暮らししてれば、これだけ純粋なのも仕方ないだろうが。

「ばっ・・・バカモノッ。わわ、我にかわいいとわ何事じゃっ!?
 こ・・・こう見えても、我はオマエの何倍もの時間を生きておるのじゃぞっ!?
 そんなこと言われんでもわかっておるわっ!」

耳まで赤くして反論するラムサがかわいくて。
アレスはつい意地悪したくなって、彼女の耳たぶを甘噛みしたり胸を揉んだりしてかわいがる。
ラムサもうれしいのか、口では文句こそ言っているが、それを嫌がる素振りはない。
しかしそんな恋人同士のようなやり取りに水を差す無粋な輩がいた。
魔物ウルゥだ。
早くアレスの子供を産みたい彼女は、不満げに横槍を入れた。

「おいおい。じゃれんのもいいが、さっさと種付けしてもらえねえか?
 こっちはその男の子供を孕みたくってウズウズしてんだからよぉ?」

いい雰囲気に水を差されたラムサは、視線だけで殺せそうな勢いで魔物ウルゥをにらむ。
だがアレスが人間ウルゥを助けたいと思っている以上、手を出すことはできない。
早く『アイツ』の手を借りて、あの女から汚らわしい寄生虫をひねり殺してやるとラムサは心の中で固く誓った。

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