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5大聖龍とその女達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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5大聖龍とその女達 5


「ぷっ、はは、ハハハハハハハハハ・・・ッ!
 お、おまえ、おもしろい人間じゃな?
 ぞ、ゾーマを倒すじゃと?
 い、今までいろんな人間がやってきたが、おまえみたいなことを言うヤツはいなかったぞ!?」

少女は笑う。泣きながら。
でも、それは悲しい感情からのものではないことはすぐにわかった。
だから俺も言う。ちょっとふてくされたような顔をして。

「失礼な。あんまり笑うな。怒るぞ?」
「い、いや悪い。あはっ、あはははははは・・・!」

ひとしきり笑った後、少女は不敵な笑みを浮かべてこう言った。

「いいだろう。試練に勝てたらおまえの望みどおりこの山から出て行こう。
 だが、これだけ大きな事を言ったんじゃ。
 それなりの成果を見せてもらうぞ?」
「そっちこそ忘れんなよ?
 後で謝ったって許してやらないからな?」

こうして再び試練が再開された。
それは今までの事務的なものではなく。
お互いを認め合ったもの同士の、試合のようなものだった。
「いいか、もう前フリはなしだ。とっとと済ませよう。さて最後の確認だ、成功なら力を、失敗なら死を。覚悟はいいな?」
「ああ、覚悟ならとっくにできているさ。それにここでやめたら、ただのヘタレ野郎じゃねーか!」
「ふん、全くもってその通りだ。では始めるとしよう、生死を賭けた闘いを!」
そして少女はゆっくりと腰を落とし、ベッドに寝そべる。
しかし、少女はずいぶん偉そうに言っているが、勝敗はすでについているようなものだ。
自分がちょっと責めただけでイッてしまったことがいい証拠だ。
それなら、コイツができるだけ満足できるようにたっぷりとかわいがってやろう。
アレスはそう決めると、まずは少女の唇をついばみ始めた。

「んっ!?んっ、んむっ・・・!」

いきなりキスされて少々驚いたようだったが、気持ちいいのか、少しずつ緊張がほぐれ、よけいな力が抜けていく。
アレスは緊張がなくなったのを見計らって、今度はとびきりディープなキスをした。
「んむっ!?ん〜〜〜〜〜っ!?」

いろいろためこんでいた少女はたまらず絶頂。
1回イッたせいでよけいに達しやすくなっているようだ。
こうも何度もイッてしまわれると、アレスのイタズラ心がむくむくと芽生えてくる。
アレスはゆっくり少女の口内を愛撫してから声をかけた。

「んっ・・・あっ・・・?」
「・・・どうした?もう降参か?」

アレスの問いに、少女はようやく我に返る。

「う、うるさいっ!?わ、我がこの程度のことで屈するとでも思うたか!?」

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