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5大聖龍とその女達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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5大聖龍とその女達 4

そのまま俺は激しく舌を動かし、中にある肉襞を激しく舐め、更に指先で入り口にひっそりと佇む肉蕾を優しく撫でる。
「ぅあっ、うぅっ、うっ、あぅっ、うっ…ああっ!」
剛と柔のコンボに女の体がビクンと震え、やがて崩れ落ちた。明らかな絶頂。
「クッ、私がこの程度で」
それに対し俺は口元に不敵な笑みを浮かべて答えた。
「最初から違和感があったんだよ。愛撫する前からあんな愛液を滴らせて。淫乱かと思ったがそうじゃねえ。オマエはただの欲求不満なんだよ!だからこんなにあっさりと快楽に屈しやがったんだ」

「な、なんだと!?」
少女が頬を紅潮させるが俺はフフンと笑うのみ。
暫くした後……少女が俯いた。
「……ううっ」
しかも何故か涙まで零し始めた。凄まじい爆乳を誇るとはいえ、子供を泣かした罪悪感が募る。
「す、すまん。言い過ぎた」
頭を下げる俺の謝罪を聞かず少女は涙ながらに語る。
「しょうがないじゃろ。我のことを殆どの者が嘘っぱちだと信じておらんのし、珍しく来る奴がいても聖龍の騎士の資格が持つ者はおらん。資格を持っておらん奴とすることはできんから、ずっと我は・・・・・我はぁぁっ!」
なんか物凄い古傷を抉ったことに俺はようやく気付いた。
ボロボロと大粒の涙を零す金髪の幼い少女に―――
「本当にすまん!」
俺は思わずベッドの上で土下座する。
「うう・・・・」
それでも少女は泣き続ける。俺は一体どうしたら。暫くした後、戸惑う俺に少女は涙を指で拭いながら言った。
「試練を続けるぞ」
「・・・・いいのか?」
「ああ、それが我の存在価値だ」
ああ、なんていうか凄く強い少女だなと感心しつつ今まであった暴力的な性欲衝動はなくなっていた。
犯したいというよりも、愛したいという気分が高まってくる。
もちろん、この小さな身体に爆乳を持つ少女をモノにしたいという思いがないわけではない。
だがそれ以上に、使命のために自分の想像以上の年月を1人ですごしてきた、この健気で一途な少女を守ってやりたいと思ったのだ。
ならば自分にできることはただ1つ。

「・・・わかった。そのかわり1つだけ約束しろ」
「何じゃ?」
「もし俺が試練とやらを乗り越えたら、俺と一緒にこの山から出ろ」
「なっ、何じゃと!?」

予想だにしなかった言葉に、少女は驚く。

「だってそうだろう?
 おまえは資格者に試練を与えるためにここにいる。
 ならそれさえ済めば、おまえはここにいる必要はないじゃないか」
「おぬし・・・」
「いいな、約束しろ。どうせこの試練はもう行われることはない。
 ゾーマを倒すこの俺が、こんなところで終わるはずがないんだからな」

あまりにも大きな事を恥ずかしげもなく言う俺に、少女はキョトンとした顔になる。
そして虚を突かれた顔が崩れ、少女は笑い出す。

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