PiPi's World 投稿小説

5大聖龍とその女達
官能リレー小説 - ファンタジー系

の最初へ
 15
 17
の最後へ

5大聖龍とその女達 17

「アレス、私よりあんな子が好きってどういうこと!」

「い、いや……」

「アレス君ってロリコンなんだ、ふ〜ん」

「いや、違……ってそのフライパンはどこから!?」

3鬼神は拳を振り上げる。

「「「アレス(君)の〜」」」

「ひぃっ!」

「「「ばかああああああああああ!!!」」」

「ぎゃあああああああああああ!!!!」

その後アレスは3鬼神+その他に打ちのめされ、地面に横たわっていた。
男たちは気が済んだのか、そそくさとその場から立ち去っていく。
そして残ったのはマリー、エリア、ウルゥの3人だった。
先程までアレスに制裁を加えていたせいか、今は疲れて3人で談笑している。

「はぁ〜、まさかアレスがロリコンだったとは……てっきりあたしが一番好きだと思ってたのに…」

「あら、マリーちゃん違うわよ?アレスが好きなのは私。この胸だってアレスのために大きくなったのよ」

エリアは自分の胸を持ち上げ、アピールする。

「違うよ〜、アレス君はわたしが好きなの!だってアレス君、わたしに凄く優しくしてくれるもん」

3人は自分が一番好かれていると言い張り、討論を始めた。

「それはね、ウルゥちゃん…私たちの中でウルゥちゃんが一番年下だからよ。やっぱり私みたいに年上の女の方が好みなのよ」

「ふんっ、いくら年が上だからっていい気になるなよ。アレスとの付き合いはあたしが一番長いんだぜ?アレスだってきっと好きに決まってる」

「ち〜が〜う!アレス君はわたしみたいに、ピチピチの女の子が好きなの!それに、マリーはいつもアレス君と喧嘩してるから絶対好きじゃないよ」

「な、な〜にぃ〜!」

さらに険悪化する3人をよそに、まだ倒れているアレス。
自分の事で争っているのに呑気な奴だ。

「だってそうじゃない!マリーいつもアレス君にちょっかい出してるじゃない!あれじゃあ、アレス君が可哀想だよ〜」

「あ、あれはスキンシップだよ。何だよ、スキンシップしちゃあいけないのか?」

「ふぅ〜ん、スキンシップねぇ〜」

「そういうお前だって、酒場でいつも転んで、客にパンツ見せてるじゃねーか!本当はあれ、狙ってるんじゃないか?」

「ち、違うよ!あれは本当に……」

「ふんっ、どうだか…」

2人はさらに睨み合いを続ける。
それを見かねたエリアは2人を止めに入る。

「ほら2人とも、もうその辺で……」
だが今の2人にとって、エリアの行為は逆効果だった。

「なによ!エリアだっていつもそういう服着てるけど、本当は他の男を誘惑してるんじゃないの?」

「そ、そんな…私はただ、アレスが喜んでくれると思って…」

「それになぁ!お前、いっつもアレスに抱きつきやがって、ムカつくんだよ!」

「それは…アレスに抱きつくと気持ちよくてつい…それに胸を近づけるとアレス、凄く喜ぶから…」

「ふんっ、胸なんか大きくなったって肩凝るだけだし、狩りする時、邪魔なんだよ!」

どうやら今度は自分たちの胸の事で争い始めたようだ。

SNSでこの小説を紹介

ファンタジー系の他のリレー小説

こちらから小説を探す