5大聖龍とその女達 158
ラムサの媚肉はアレスの剛直をおいしそうにしゃぶり、その子種を味わおうときゅんきゅん締め上げてくる。
気持ちいいし、このままイッてもいいかな〜という気持ちが湧き上がる。
しかし治療名目とは言え、こんな極上の女を前に、抜き差しだけで終わるのはあまりにもったいない。
アレスは射精したいのを我慢して、下でぶるんぶるんと暴れる乳房をキャッチした。
小さな身体に見合わぬ大きな水蜜桃はやわらかく、つかんだアレスの指がずぶずぶとめり込んでいく。
指はそのまま乳房の形をいやらしく変え、視覚的にも触覚的にもアレスを楽しませる。
そしてそれはそのままラムサの快楽へとつながっていく。
アレスが腰を振るたび、胸の形を変えるたびに頭に火花が飛び散り、真っ白になっていく。
快感で思考がまとまらない。『うれしい』『もっと』と断片的な言葉だけがすべてを支配していく。
この時、ラムサは完全にアレスのメスとなっていた。
そしてその刻印が子宮めがけて注がれた。
ドクンッ!
「はああッ!?ああっ、あ、あ〜〜〜ッ!!」
ラムサは獣のような声を上げて歓喜に震えた。
その言葉に意味などない。ただ叫ばずにはいられなかった。
わかる。子宮がアレスの精液で満たされていくのが。
伝わる。アレスの精子が自分の卵子を犯そうと暴れているのが。
ほしかったもので身も心も満たされて、ラムサの心は真っ白に染まっていく。
薄れゆく意識の中、ラムサは思った。
自分は幸せだ、と―――。
「・・・ふう〜っ。やっと止まってくれたか・・・?」
ようやく気を失ってくれたラムサに、アレスは思わず安堵のため息をついた。
こんなに疲労感のあることはひさしぶりだ・・・と思ったが、そうでもなかったと若干考えを改める。
魔物ウルゥの登場、首なし巨人の傀儡と化したエリアとマリーの救出・・・。
思い起こせばどれも並大抵の苦労では片づけられない、難題の連続だった。
それに比べれば、今回のはむしろ難易度は低かったほうだ。
「・・・っと。まだ油断はできないな。とりあえずもう1発くらい出しておくか・・・」
アレスはこれまでの経験でどんなことでも油断していると、とんでもないしっぺ返しを食らうことを学習していた。
気絶して動かないラムサを抱き起こし、対面座位の体勢でラムサを貫く。
気絶した相手を抱くなんて男としてどうかとも思うが、目覚めてもこのままでいられてはたまらない。
アレスは心を鬼にして突き上げ続けた。
萎えそうになる心を、唇を重ねたり胸をなめしゃぶることで必死にいきり立たせる。
「ん・・・あ・・・は・・・っ」
「ゆ・・・許せラムサっ、これもおまえのためなんだっ」
誰に言い訳しているのか、そんなことを言いながら2発目を発射。
すでに1発目で十分注がれていたラムサの女陰から入りきらなかった精液が逆流し、結合部の隙間から溢れ出す。
だがラムサはまるで起きる気配がない。
この様子なら、これ以上抱かなくても大丈夫だろう。
「あー、スッキリした。さすがにここまでヤレば、もう大丈夫だろう」
アレスは知らない。なぜラムサがこんなふうになってしまったのかを。
アレスは知らない。アレスが自分以外の女にかまけてばかりいたために、いつもより早い発情期を迎えてしまったことを。
アレスは知らない。彼のすぐ背後に新たなる敵が怒りもあらわに立っていることを・・・!
「ア〜レ〜ス〜ちゃ〜ん?あなた、ラムサちゃんと何をしているのかしら〜?」
「ッ!?」
「こっちは心配して駆けずり回っていたっていうのに、おまえと来たらっ・・・!」
「え、エリア!?マリー!?」
「うふふ、私もいますよ、アレスさん」
「う、ウルゥっ!?い・・・いや、違うんだ!!オレの話を聞いてくれ!」
アレスが幼馴染3人に詰め寄られる中。
メルディアがラムサのそばに腰を下ろし、何事か調べ始める。
そして何かわかったのか、彼女は納得がいったかのようにしきりにうなずき始めた。
「ふむ。どうやら彼女、発情期を迎えてしまったようですね」
「は、発情期ぃ!?」
「何だ、そりゃ?おまえら、そんなもんがあるのか?」