5大聖龍とその女達 128
そう言うと、メルディアは着ていた服を脱ぎだした。
バサッ
「!!」
メルディアが着ていたのは、黒で統一された際どいランジェリーだった。
ブラは布地が少なく、乳首の部分は全く隠れていない。
いわゆるオープンブラという奴だ。
ショーツも最初は布地の少ないタイプだと思ったが、後ろを見てみるとなんとTバック。
それにメルディアの美貌も合わさって、これで最強兵器の完成だ。
「どうですか?ご主人様似合いますか?」
「へ!?あ、あぁ似合ってるよ。で、でもそんなのどこで」
「ああ、これはですね・・・さっきの食事と同じようにこれも街の人の貰い物なんです。
こういう下着って勝負下着って言うんですよね。
いざ着てみるとちょっと恥ずかしいです」
誰だか分からないが、街の人GJ!!
アレスは心の中でガッツポーズをした。
ここまでくると、もう当人も我慢できないようで、奴隷がせっかく頑張っているのに、それに応えない訳にもいかないご主人様。
既にアレスの肉棒は限界寸前、この状況を止める者は誰もいない、だったら・・・
「メルディアっ!!」
「え?きゃっ!?」
野獣と化したアレスはメルディアを押し倒すと、本能(性欲)の赴くままに彼女の胸をもみしだいた。
「ン・・・あぁッ・・・♪ご、ご主人様ぁ・・・♪ンッ!?」
犯されてしまうことへの歓喜と期待に震えるメルディアの唇を奪い、その口内を犯す。
あまりの激しさに、よだれがこぼれてベタベタになってしまうが、そんなことすら2人には興奮の材料になっていた。
そして舌が疲れるまでたっぷりとその唇を味わったアレスは、呼吸を乱しながらわざとゆっくりと唇を離す。
キスの中断にメルディアは物足りなそうな、残念そうな様子でそれを見送る。
捨てられた子犬さながらの表情に、アレスは意地の悪い笑みを浮かべる。
「どうした?もっとキスしてほしかったのか?」
「あ・・・いえ・・・そのっ・・・。・・・はい」
アレスの問いに、メルディアはどう答えるべきか悩んだようだが・・・。
結局欲望に抗えず、恥ずかしそうに正直な気持ちを口にした。
その様子にアレスの中で何かが刺激され、ゾクゾクした快感となって背筋を走る。
そして表面上は冷静を装いながら、再度質問する。
「そ、そうか。でもキスだけでいいのか?
せっかくそんな色っぽい格好をしているのに、さ?」
「・・・っ!い、いえっ!もっと!もっといろいろしてほしいですっ!
私の体に余すところなく、ご主人様の所有物になった証を刻んでほしいですっ!」
アレスの言葉に、メルディアはあわてて前言撤回する。
その一生懸命さと言い、先ほどの表情と言い、このコの何が自分の心を刺激するのだろう?
ドキドキしっぱなしのアレスは、ラムサ・エリア・マリー・ウルゥの4人とはまったく異なる魅力に、そう思わずにはいられなかった。