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5大聖龍とその女達
官能リレー小説 - ファンタジー系

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5大聖龍とその女達 108

そして洗脳される前のアレスへの想いと、その子供を宿せるという歓喜が死ぬかもしれない恐怖を凌駕した。
マリーが初めて味わう男の味は、白雪姫が思わず口にしてしまった毒リンゴのようだった。
マリーは少しでも長くこの快楽を味わいたくて。早くアレスの子供を孕みたくて。
自らの乳房を痛いくらいに握り締めながら、猛然と腰を振るい始めた。
その思いに応えるように愛液も大量に分泌され。
2人の結合部からはグチャグチャと水っぽい、みだらな音が響き始めた。

「はっ・・・はひっ・・・はっ・・・!」

一突きされるごとに絶頂したように痙攣しつつも必死に子種を搾り取ろうとするマリー。
涙を流し、唾液を垂れ流しながら、それでも笑顔を崩すことなく腰を振るその様子からは、もはや壮絶なものさえ感じさせた。
だがアレスもマリーも一歩も引かない。
お互い引くに引けない理由があるのだ。

「・・・いいなぁ」

そんなときだ。自分の順番まで自慰をしながら待っていたエリアが、不意に自慰をやめてうらやましそうに指をくわえながら行為に見入る。
マリーより幾分か理性らしきものを残していたエリアであったが、こうも激しい交わりを見せ付けられてだんだん我慢がきかなくなってきたらしい。
しかし順番を譲った手前、『順番変わって』などとは言いにくい。
さてどうしたものかと考えること数秒。
名案が浮かんだエリアは軽い足取りでアレスの顔をまたぎ、しとどに濡れた秘裂をアレスに押し付けた。

「むぐっ!?ふ、ふぐぅっ!?」

イカないように我慢しながら気を練っていたところに、デカい尻を押し付けられたのだからたまらない。
アレスは突き上げるのを忘れて、苦しそうに悶えた。
だがエリアはそれでもアレスを解放しない。

「えへへ〜、アレスちゃん?
 マリーちゃんをイカせるまで、舌で私のここをかわいがってね♪」

エリアはそう言うと、アレスの顔の上で腰を振ってぐりぐりと秘裂を押し付ける。
あまりのボリュームと圧力に、危うく練った気を台無しにしてしまうところであった。
正直、マリーを相手にしているだけでも大変なのだが、こうなっては仕方がない。
2人まとめて相手してやるとばかりに、アレスはエリアの足をつかんで反撃を試みた。

「はうっ!?」
「ひンッ!?」

練り上げた浄化の力を、舌と男根を通じて2人の身体に送り込む。
それに危険を感じたのか、それとも快感なのか、2人は身体をよじって悲鳴をあげる。
力を送り込むたびに2人は悶え、下半身からは腰をとろかす快感を、上からは呼吸を止めんとばかりにせまりくるやわらかい尻たぶが迫ってくる。
腹上死と窒息死の危険にアレスの集中力は乱れ、練り上げた力が散りかける。
しかしここでそれを手放したらすべてがおしまいだ。
アレスはあわてて消えかけた力を練り直し、再び2人の女陰から送り込む。

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